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目次
特集1 : 7.20水俣水害への義援金を募ります
7.20水害報告 義援金を募ります
7.20水俣水害義援金のお願い
特集2 : 相思社へ一言
●二〇〇三年七月二〇日のこと
前日七月一九日は午前中は激しい雨が降っていたが、午後からは雨も上がり水俣湾埋立地では恋龍祭が開催された。市民総踊りが披露され花火大会も行われた。楽しい思い出をだいて帰宅したが、二〇日未明からまさにバケツをひっくり返したような豪雨と、雷は光っては鳴り、鳴っては光り、ピカッ・ドチュンと長時間にわたり落雷を繰り返していた。
宝川内地区では早くから消防団員による見回りが行われ、避難も行われていた。土石流発生の直前には水が止まり、ものを知っている人はこれは土石流の前兆だから早く逃げるように叫ぶが、その直後土石流が多くの家々と人々を呑み込んでいった。七月二六日には最後まで行方不明だった人も見つかり、犠牲者の数は一九人となった。
行方不明者の捜索や現場の復旧作業には、水俣市内の消防団員、市役所、警察、ボランティアばかりでなく、県内外の消防団、警察、自衛隊、ボランティアなど多くの人たちが駆けつけくれた。七年前の土石流で大きな被害を受けた鹿児島県出水市針原の人たちも、自分たちの時に多くの人にお世話になったからといって、一輪車とスコップ持参で来てくれた。
相思社には多くの方からお電話やメール等で、「大丈夫ですか」「何かできることはありませんか」と問い合わせがあった。起こったことは取り返しのつかない悲しいことであったが、誰も決して水俣の災害を他人事と思わず、できる限りの支援を寄せてくれている。
「水俣病を経験した水俣は、水俣病の犠牲を無駄にしない」と地域再生に取り組んできた。これは水俣病ばかりでなく今回の災害でも同じことだと思う。水俣病で起きた人間関係の不信や地域コミュニティーの崩壊を教訓として、今回の災害の被害を最小限にとどめ、被災した人々が暮らしを立て直すことに集中できるように、私たちができる範囲で支えていくことが必要だと思う。
水俣に住んでいる人々は、一刻も早く被災した人々が悲しみの中にも日常を取り戻して、これからのことを安心して考えられるようになったらいい、と思っている。だから提案しておきたいのは、今回の災害についての責任者探しは、少なくとも被災した人たちの暮らしが一段落するまでは保留としたい。理由は、災害直後の現地の人々の気持ちが落ち着いていない時に、仮に責任が明らかになったとしても、亡くなった人や流れた家は元に戻るわけではない。逆に人々の気持ちをかき乱すだろうということ。また災害直後の責任者探しは、エキセントリックな状況で扱われ、かえって事態の解明を妨げることになる。問題は次にこういう事態が起こりそうになった時に、どのような対応ができるのかが重要であり、責任を追及することはその手段に過ぎない。丁寧に時間をかけて考えてみたい

●お見舞いに対する相思社からの返信 (七月二二日発信)
災害へのお見舞いありがとうございます。
七月二〇日の未明に大雨が降り、水俣市宝川内(ほうがわち)地区と深川地区に土石流が発生し、多くの方々が被害に遭われました。
相思社にも、多くの方々からお見舞いのメールをいただいたり、お電話・ファックス等をいただきまして誠にありがとうございます。
相思社のある水俣市南部の袋地区陣原は、緩い尾根の上にあり水の自然災害を受けにくい場所にあります。台風の時はやや風が強い場所ではありますが。七月二〇日未明は、水俣全域が激しい雨と雷に襲われました。一時間に七〇ミリもの雨が降ったそうですが、本当に天の底が抜けたような雨でした。
幸い、相思社では元々の老朽化による雨漏りが少しあった程度で、被害はありませんでした。知り合いの患者の方やみかん生産者で被害を受けたという話も今のところ聞いておりません。また、近くの旧国道で小規模な崖崩れが二ヶ所程ありましたが、それも既に復旧しています。
陣内、古城などでは、水俣川があふれ浸水のため大変なところもあったようです。また、水俣高校前から水光社陣内店への道の水俣川に架かる橋が壊れて通行止めになったり、水俣川河口付近にあるカヌー艇庫が倒壊したりの被害もありました。
今回、甚大な被害を受けた水俣市東部の宝川内地区集(あつまり)集落は、久木野川支流の宝川内川に最初に流れ込む沢筋に点在しています。深川地区の新屋敷集落は、水俣川支流の湯出川中流域にあります。水俣病の印象が強い水俣市は、海辺の町というイメージがありますが、面積としては山間部がほとんどであり、山あいに多くの集落があります。日差しや風を考慮して、水の湧く場所に人々は住居を定めてきました。昔から人が住んできた場所は災害を受けにくい場所だったのですが、今回のような一時間に七〇ミリ、一晩に二五〇ミリもの雨は、何十年に一度の状況だったと思います。
宝川内は、平地が少なく斜面に棚田を切り開いて、それも難しい場所はみかん畑にしています。災害に遭った宝川内の集地区は、二年前にあるもの探しを行った宝川内丸石地区のすぐ隣です。丸石の方が急斜面に家々が点在しており、集地区は宝川内地区の入り口にあり比較的斜面が緩やかで、とても今回のような土石流が起きそうな場所とは思われないところでした(土石流警戒地区ではありましたが、水俣市山間部の集落は全てその対象と言ってもいいくらいです)。
現地での救出作業は、土砂がかゆ状でなかなかはかどっていません。私たちもテレビを見て状況を知るくらいですから、皆さまと現場情報はあまり変わらないと思います。ただこの一〇年間相思社は地域での活動を強めてきたので、ニュースを聞いたときすぐさま何人かの顔が浮かび、どうなのだろうなあと心配いたしました。また職員の子どもの同級生は宝川内が実家で、夏休みになったばかりで遊びに行っていたと思っており、どうなったのか心配しておりましたが、たまたまテレビのニュースで避難所の風景が映りそこで遊んでいるのを見てほっとしたりしております。その一方で悲しいニュースもあり、水俣の住民の間にはどこかで緊張が続いています。相思社では、今週水俣ツアーを計画されていた方には延期や中止をお願いしました。なにか重苦しい感じがして、地域としてこうしたツアーを受け入れる雰囲気になく、きちんと水俣を伝えることができないような気がしております。
水俣あたりの災害は台風が一番ですが、梅雨(水俣ではながしと呼ぶ)の被害もけっこうあります。しかし今回のような被害は初めて経験することでした。四〇数年前に水俣川の堤防が決壊したことがあるようですが、これほどの水害はそれ以来のことです。水俣川や遠く不知火海の沖合で発見されたり、未だに行方不明の方もあり、同じ住民として心が痛みます。一刻も早い救出を願っております。
被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
水俣病センター相思社
常務理事 遠藤邦夫
六月三日に厚生労働省・薬事・食品衛生審議会・食品衛生分科会・乳肉水産食品・毒性合同部会は「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」(以下『厚労省注意事項』と呼ぶ)を発表した。
この厚労省注意事項によれば「妊娠している方又はその可能性のある方」は、バンドウイルカ、ツチクジラ、コビレゴンドウ、マッコウクジラ、サメ(筋肉)、メカジキ、キンメダイについて多量の摂取を控えた方がよろしかろう、と言うことになっている。
発表は各紙に取り上げられ、テレビではニュースだけではなくワイドショーの恰好の話題ともなった。キンメダイが売れなくなって、価格が暴落したというニュースもついてきた。
この発表に疑問を感じた人も多いと思う。「何で今の時期なの?」、「マグロはどうなの?」。中には三〇年前のことを思い出した人も多いかと思う。
第三水俣病封じ
一九七三年、第三水俣病の発見によって日本中がパニックとなり魚が売れなくなった。厚生省(当時)はあわてて「水銀汚染から健康を守るために」という指導指針を発表した。「心得六カ条」には、@漁獲が規制されている汚染水域の魚介類は食べない、A魚介類に偏らず、野菜や肉等のバランスのとれた食事をする。B魚でも水銀含有量の少ない遠洋沖合漁を献立に取り入れる。C汚染水域でもボラ、スズキ、アナゴ、コノシロ、カレイ、ナマズ、ウナギはとくに汚染されやすいので続けて食べない。D汚染物質は、一般に内臓、脂肪の部分に蓄積しやすいので、できるだけ避けて食べる。E特に感受性の強い妊産婦と乳幼児は普通の人より注意する、と記されていた。この時に水銀の暫定摂取許容量が定められたのだが、@水銀許容量は毒性の強いメチル水銀で一週間単位で設定し、体重五〇キロ当たり〇.一七ミリグラムとする。A個々の魚の暫定濃度規制値を総水銀で〇.四ppmとし、この値を超えたものについてはメチル水銀を測定、その規制値を〇.三ppmとする。Bマグロについては濃度規制の枠をはめないが、食生活の指導で摂取量を規制する。C淡水魚は規制外とし、汚染のひどい魚については、釣りは許可しても食べぬように指導する、といったものだった。
当時も総水銀で〇.四ppm、メチル水銀で〇.三ppmとしたことに疑問の声があがった。日本人の一人一日の最高摂取量を一〇九グラムとして算出しているが、漁村ではその数倍から一〇倍量を食べている人もまれではない。また、マグロは規制値をはるかにオーバーしているにもかかわらず、マグロは濃度規制外としている。その理由を@マグロは消費者が他の魚と見分けるのが簡単、Aマグロ汚染は工場汚染の他に自然汚染も考えられる、B一般消費者の現在のマグロ摂取量では、健康上それほどの問題はない、などとしている。
マグロを規制対象外とすることについて当時も疑問の声が噴出していた。当時の新聞を見ると「マグロを食べる場合は他の魚の食べる量を減らす」、「マグロは週に1回くらいが無難」、「妊産婦はマグロは食べない方がよい」といった話が掲載されている。
当時の毎日新聞の『解説』を見ると、「暫定基準が、今後の水銀対策を進めていくうえでの基本となることは事実だが、政府が異常ともいえる熱意で、これに取り組んだ背景には”暴動寸前”の漁民や、深刻化する国民不安をなんとか、そらそうとする政治的配慮がうかがえる。『暫定基準ができれば、第三水俣病騒ぎも沈静化するだろう』という声が環境庁内部にあるのもそうした政府の期待を裏付けている」と記されている。
何で今ごろ?
『暫定基準』が発表されてから三〇年。「三〇年も暫定のまま放置しながら、なぜ今ごろになって?」っと思ったら、前述のq&aに『なぜ、今このような注意事項が公表されたのか?』、『(答)近年、水俣病等の非常に高いレベルおける水銀の健康影響ではなく、胎児期における低いレベルの水銀による健康影響について、国際的な調査結果が報告され、また、米国等で妊婦等への魚介類等を通じた水銀の摂取について指導が行われております。…』とある。ようするにアメリカやイギリスで今まで以上にきびしく規制されるようになったから、ということなのだろう。しかし、日本には水俣病の被害者が数え切れないほど存在し、魚介類の汚染状況と健康被害の関係を調べようとすれば諸外国よりはるかに容易であるにもかかわらず、なぜかしらデータ不足(=調査不足)で後手後手に回っているのだ。まあ、昨年から環境省は長期微量汚染の健康への影響を調査し始めているし、今回の厚労省の発表にしても、一九八八年の国連のipcs(国際化学物質安全性計画)が規制値の見直しを提案した時、当時の環境庁が見直しを断固阻止しようとした対応と比べれば、ずいぶんと柔軟になったと、評価はしたいと思うけれど。
何でマグロが対象外?
「三〇年前にも一番疑問視されていたマグロの除外が今回も続いているのはなぜ?」と素朴な疑問が湧く。やはり、当時もささやかれていた『政治的配慮』が今回も感じられる。
今回の厚労省注意事項の発表に対する反響に驚き、厚労省はあわててホームページに「平成一五年六月三日に公表した『水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項』について(q&a)」を発表した。(http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/06/tp0613-1.html)。このq&aには一七の項目があり、その一五番目に「なぜ、マグロは注意事項の対象とならなかったのか?」とあり、「マグロの摂食を通じた水銀による健康影響は想定しがたいことから、本注意事項の対象とはならなかったものです」と記されている。まあ、三〇年前の理屈と基本的には変わってはいないわけだ。これをもう少し丁寧に見てみると、キンメダイのメチル水銀値は〇.五八ppmで、平均で七六.八グラム食べる。マグロのメチル水銀値は〇.七四〜一.〇八ppmで平均二六.七グラム食べる。この二つの数字を掛け合わせる(つまり一回でどれだけのメチル水銀が体内に取り込まれるか)とキンメダイは四四.四マイクログラムとなり、マグロの場合は一五.八〜二二.八マイクログラムなのでマグロは規制対象外だというわけなのだ。
しかし、キンメダイを食べる人は三八,八四九人(調査対象者数)中二六四人に過ぎないのに対して、マグロの場合は一〇,三八〇人が食べている。摂食率は実に三九倍以上なのだ。常識的に考えてキンメダイの平均摂取量(七六.八グラム)以上のマグロを食べている人はキンメダイを食べている人(二六四人)以上いるであろうことは想像できる。このことは私自身の経験に照らしても(マグロはたまに食べるけれど、キンメダイは食べたことがない)、たぶん読者の経験からしても不思議な結論だろう。マグロをよく食べる人の毛髪水銀値が高いということも実証されているし、イギリスではマグロの摂取を制限しているのだけれど…。
測定法にも問題が
メチル水銀の調査結果についても疑問がある。以前から「魚介類に含まれている水銀はそのほとんどがメチル水銀である」というのが定説になっているにもかかわらず、厚労省はいまだに総水銀〇.四ppmを越え、かつメチル水銀が〇.三ppmを越えるものを規制対象としていることだ。「総水銀で〇.四ppmを越えたが、メチル水銀を測定すると〇.三ppm未満だったので、規制の対象にならない」という報告をよく目にする。これはメチル水銀の測定法に問題があるからだ。旧来の測定法(公定法)では測定値にバラツキが大きく、正確な値が測定できない。国立水俣病総合研究センターの赤木洋勝氏の開発した分析法ではほぼ正確なメチル水銀値が測定できる。その結果は定説通り、魚介類に含まれる水銀はほぼ一〇〇%メチル水銀だった。この赤木法は今では世界の標準となっている。しかし、厚労省はいまだに赤木法を採用していない。測定値の使い方の問題も大きいが、測定値そのものが不正確では話にならないだろう。
ガンバレ、環境省
六月末、世界保健機関(who)と国連食糧農業機関(fao)の合同専門家会議(jecfa)は、これまで一週間に体重一キロ当たり三・三マイクログラムとしてきたメチル水銀の摂取許容量を、半分以下の一・六マイクログラムに引き下げることを決めた。大人よりメチル水銀の影響を受けやすい胎児を十分に保護するためだ。この決定を受け、厚労省は七月一日、内閣府に発足する食品安全委員会に、国内での対応を諮問し、今後はここで議論されることになる。
先日、環境省に今回の厚労省の発表について意見を求めた。環境省としては「他省庁の発表についての意見は差し控えたい」とのことだった。一方で、ある環境省の高官から「環境省はいわば反政府組織なんだよね。他の省庁の動きを牽制したり、規制したりするのが仕事なんだ」という話を聞いた。そうあってほしいと思っている。環境省(庁)はいわば、水俣病事件から生まれたものだし、最初の仕事が川本輝夫さんたちの水俣病の行政不服審査における棄却処分の取消裁決であり、環境庁事務次官通知の公布だった。環境省は初心に戻って、水俣病の教訓を施策に活かしてほしい。
環境省は越権といわれようと、他省庁に積極的に働きかけてほしい。食品安全委員会にどんどんデータを提供し、他省庁でも赤木法を採用すること、国際基準を先取りする形で規制を強化することを積極的に働きかけてほしい。「権限がないから」とか「縦割り行政だから」とかという言葉は聞きたくない。二一世紀を環境の世紀と呼ぶのなら、環境省が政府の中心になるくらいの気概を持ってほしいものだ。
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| エクスカーション イン 相思社 |
二〇〇三年六月二七日から二九日にかけて、水俣で環境社会学会が開催された。参加者は学者、研究員、院生を中心に一五〇人くらいで、地元からもエクスカショーン関係者の参加があった。一日目は、記念講演として前水俣市長吉井正澄さん、水俣病患者として杉本栄子さん・荒木洋子さん・緒方正実さんが語った。二日目午前中は、エクスカーションとして一二コース設定され、相思社は未認定患者運動と水俣病歴史考証館見学および水俣湾に面した坪谷まで歩いた。午後はシンポジウム「水俣から『学』の可能性」をテーマに、報告者として舩橋晴俊さん・原田正純さん・吉本哲郎さん、コメンテイターとして嘉田由紀子さん、司会家中茂さんでおこなわれた。夜の交流会は水俣の伝統食などが並び食べきれないほどだった。三日目の、テーマセッションは、司会は関礼子さんがおこない、「低濃度メチル水銀問題」蜂谷紀之さん、「水俣の啓示再読」岩村沢也さん、「日本の公害経験」寺尾忠能さん、「まなざしとしての水俣病」向井良人さんが報告した。午後からの質疑応答では、花田昌宣さんとソン・ウオンチョルさんが報告へのコメントを行った。自由報告は二つの分科会が行われ、一つは徳野貞雄さんが司会で久木野地区の農村調査が報告された。
環境社会学会の第一印象としては、参加者の平均年齢が若い! 女性が多い! これからの展開に期待できると思った。私の感想は、シンポジウムでは水俣学と地元学の意味づけと交流について語られたが、水俣病に関わってきた人々からは地元学は水俣病隠しではないかとの疑念があることが明らかになった。「水俣病の啓示」再読は期待外れ。アジアに公害経験を伝える際の「まなざし」が気になった。更に言えば、本当に日本はアジアに伝えられる公害経験として整理されているのだろうか?
物議を醸すと期待していた向井さんの病名変更運動は、やはり本人にとっては厳しく有益な批判が寄せられた。風評被害とか市民の用語規定がはっきりしていないと指摘され、私は病名変更運動と当時の水俣の住民の水俣病への意識にはズレがあったと思うが、その点には触れられなかったことに疑問を感じた。相思社も「水俣病を発信する」という場合、どんな水俣病を・どこの誰に・どんな目的で、発信するのか明らかにしていかなくてはと、考えさせられた学会だった。 (遠藤邦夫)