相思社で卒業論文・修士論文・博士論文を書いてみませんか
相思社の資料室には水俣病関連資料が約10万点あります。それとは別に新聞記事も約10万点、映像資料が約500点あります。水俣病関連では質・量とも最大級のものです。(所蔵資料の利用についてはこちらをご覧下さい)
これらの資料を利用して、多くの学生の方々が論文を執筆されています。
水俣病事件には様々な切り口が考えられます。医学、法律、社会学、環境、人権・・・。
細かく分ければ、認定制度や患者・被害者補償問題、水俣病と地域、患者団体の関係と変遷、市民と水俣病、水俣病と地域作り、地域特性と水俣病、漁業と水俣 病、被害者運動としての水俣病、環境問題と水俣病、人権問題と水俣病、地域社会と水俣病、水俣病と地方行政、チッソと水俣病、水俣病ともやい直し・・・ 様々な課題があります。
相思社に宿泊することも可能です。
相思社で1週間、2週間、1ヶ月…卒論などの研究に打ち込んではいかがでしょうか。
●水俣病に関する過去の修士論文・卒業論文の例(以下の論文は相思社で所蔵しています)
- 修士論文
- 山中由紀「水俣市民にとっての水俣病事件」(1995年度修士論文、経済史)
- 劉琳「水俣病患者運動における一任派の持つ意味」(1994年度修士論文、社会学)
- 牛島佳代「水俣病患者の生活世界 水俣病事件と村の変容(1995年度修士論文、地域科学)
- 藤科智海「環境問題の解決に果たす市民運動の役割」(2002年度修士論文、生物環境学)
- 向井良人「病名「水俣病」をめぐるアイデンティティ・ポリティクス」(1998年度修士論文、社会学)
- 竹内邦広「水俣における地域社会再生の試み――水俣病について<話す>こと」(2004年度修士論文、環境学)
- 渡辺剛士「水俣病における人権被害および人権教育の研究-水俣病被害者の証言を中心に-」(2004年度修士論文、教育学)
- 卒業論文
- 向井良人「水俣病問題とマスコミ報道」(1989年度卒業論文、社会学)
- 山中由紀「21世紀への伝言「水俣」かくあり」(1993年度卒業論文、経済学)
- 牛島佳代「水俣病事件における差別・抑圧の構造~漁民の生活と意識の変遷からの考察」(1993年卒業論文、社会学)
- 後藤清子「自力更正の主体としての子ども:構造的暴力の克服としての自力更正」(1993年度卒業論文、社会福祉学)
- 三井里実「地について生きる――水俣での学び」(2001年度卒業論文、地域生態システム)
- 遠藤紀恵「水俣におけるエコミュージアムの可能性」(2004年度卒業論文、人間の探究)
ゼミ合宿