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2007/06/07  新茶が届きました・書籍・地質調査・映画案内・産廃



 6月5日、産廃処分場の環境アセスメント準備書に対する意見書を事業者IW
D東亜熊本に提出しました。市役所で集約した意見書は3万3432通。相思社で
直接提出した63通を合わせると、3万3495通になりました。ご協力くださった
皆様本当にありがとうございました。今後も厳しい闘いが続きます。どうぞご支援
をよろしくお願いいたします。

                            2007/06/07

*** 目 次 *******************************************************
(1)新茶が届きました!――無農薬栽培のお茶のご案内
(2)新刊書籍のご案内
(3)『映画は生き物の仕事である〜土本典昭の仕事』渋谷で上映中
(4)産廃処分場予定地周辺の地質調査(第1回)報告
(5)産廃意見書提出――業者の異様な対応
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(1)無農薬栽培のお茶のご案内
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1) 新茶が届きました!

相思社で販売している緑茶を栽培するのは、
熊本県球磨郡相良村の宮崎さんと、水俣の松本さん。

新茶の味をお楽しみください。

 ◆宮崎さんの一番茶
     100g 1,155円
     200g 2,205円
     500g 5,250円

   味にとことんこだわった、
   甘み、コク、香りの三拍子揃った高級茶。
   濃厚な香りとふんわり優しい味わいです。


 ◇松本さんの桜野煎茶 100g 1,155円

   旨み、渋みのバランスの良い、
   香り高くすっきりした味わいのやぶきた茶です。


 ◆松本さんのむかし茶 80g 1,155円

   生命力豊かな実生の在来種を煎茶にしました。
   甘みを抑えて自然の味にこだわった、
   薫り高く、むかし懐かしい味わいです。


2) 紅茶・ほうじ茶・ティーバッグ入りの紅茶・緑茶もあります

 ◆天の紅茶  80g 525円

   緑茶と同じ茶葉を完全発酵させた、口当たりが優しくて
   ほのかな香りと甘みのある紅茶です。お砂糖なしでもどうぞ。


 ◇天のほうじ茶 80g 367円

   番茶を焙じた香ばしいお茶です。ノンカフェインなので、
   お子さまも安心してお飲みいただけます。


 ◆松本さんの緑茶ティーバッグ 50g 577円

   2.5g×20個入り。水出しも簡単に出来ます。
   500mlに一袋が目安です。これからの季節にいかがですか。


 ◇松本さんの紅茶ティーバッグ 50g 577円

   2.5g×20個入り。二番茶を完全発酵させて作りました。
   しぶみが少なく素朴な甘みと香りです。


◎送料のご案内(ご注文商品の合計重量です)

  180g以内  240円
  〜400g   390円
  〜800g   580円
  801g〜   700円*
       *北海道、沖縄は1000円

◎ご注文はEメール:info★soshisha.org (★を半角の@に変えてください)
ホームページ:http://www.soshisha.org からお願いします。

◎お支払方法:商品に同封の郵便振替用紙にて、お支払い下さい。

(担当 芳田)

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(2)新刊書籍のご案内
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1.水俣学ブックレット4,5(各800円)
 好評の「水俣学ブックレット」に新刊が発行されました。
 「4 水俣病事件と認定制度」はNHKのアナウンサーとして取材をとおして水
俣病に係わってきた宮澤信雄氏が指摘する水俣病認定制度の問題について、で
す。
 「5 Guidebook: Walk in Minamata, Learn from MINAMATA」は
「3 ガイドブック:水俣を歩き、ミナマタに学ぶ」の英語版です。

2.豊かさと棄民たち−水俣学事始め(1,155円)
 原田正純氏の新刊。熊本学園大学にて水俣学講座を開設し、水俣学研究セン
ターの代表でもある著者が自らの水俣病との係わりを綴りながら、後に続く世
代にメッセージを伝える。

3.チッソ支援の政策学 政府金融支援措置の軌跡(4,410円)
 現役の熊本県庁職員が綴る、熊本県から見た水俣病とチッソ支援について。
その変遷の裏には地方自治体を本当の意味で自立させず、自治体同士がライバ
ルとして存在する、この国の奇妙な地方自治の姿が見えてくる。

4.おるが水俣(2,625円)
 これがほんとに最後の最後。
 チッソの社員として、支援者として、時に写真家として水俣病に深く関わり
続けた鬼塚巌氏の語る「私の水俣」。
 限定12冊につき、お早めに。

 ご注文、お待ちしております。

(文責・担当:大滝)


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(3)『映画は生き物の仕事である〜土本典昭の仕事』渋谷で上映中
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ドキュメンタリー映画『映画は生きものの記録である〜土本典昭の仕事』が東京・渋谷で上映されています。
www.tsuchimoto-eiga.com

(以下、藤原敏史監督のメールから転載)

 戦後日本を見つめ続けた記録映画作家・土本典昭監督に取材いたしました拙
作ドキュメンタリー『映画は生きものの記録である』、先週末より渋谷・ユー
ロスペースでモーニングショー公開中です。連日午前10時20分より(朝早い時
間で申し訳ありません…)。

劇場の場所など、詳しくはこちらをご覧下さい
 

毎週土曜日の上映後には土本典昭監督の連続トーク、また日曜日の上映前に
は10時より、ゲストをお招きして監督の僕がお話を伺うトークセッションもあ
わせて開催しております。

<土本典昭監督連続トーク>

6月9日(土)「78年生きてきて」
6月16日(土)「私の映画スタッフワーク論の意味は?」
6月23日(土)「誰でもドキュメンタリーをつくれる時代だが…」

※すべて『映画は生きものの記録である』上映後、11:55〜12:15を予定

<連続ゲスト・トーク>

6月3日(日)鈴木邦男(一水会顧問)<無事終了いたしました>
6月10日(日)池谷薫(映画『蟻の兵隊』監督)
6月17日(日)鎌仲ひとみ(映画『六ヶ所村ラプソディー』監督)

※すべて『映画は生きものの記録である』上映前、10:00〜10:30。トーク終了
後に本編から上映いたします。

 すでに映画をご覧頂いた方にもトークをご覧頂けるよう、また映画自体が一
度だけでは把握しきれないくらい内容が濃密かつややこしいので(…というの
は監督である僕のつたなさ故でございますが…すみません)繰り返しご覧頂く
ことができますよう、リピーター割引も実施しております。半券を御持ち頂け
ますと、1000円でご入場頂けますので、そちらもよろしくお願い致します。

 ご覧頂けた方にはおおむね大変に満足して頂いているものの、朝早くからの
上映で、正直、観客動員ではかなり苦戦しております。まことに勝手なお願い
ではございますが、ご支援の方、ぜひともよろしくお願い致します。すでにご
覧頂いている皆様には、もし気に入って頂けておりますようでしたら、お知り
合いの方へのご推薦などもお願いできれば幸いです。

 「ドキュメタリー映画とはなにか?」というテーマだけですと、我々のよう
な映画関係者以外はとくにご興味をお持ち頂けない主題かも知れませんが、土
本典昭という映画作家が記録し続けたのが戦後の日本、とくに高度成長という
時代に隠れた非人道的な矛盾であり、それは彼のライフワークである水俣シ
リーズに凝縮されているわけでもありますが、僕の映画にも出演して頂いてい
る水俣病患者の皆さんのとても豊かな人間性も含め、いろいろな角度で楽しん
で頂ける映画になっているんじゃないかと、勝手に自負しているところもあり
まして、とりあえず見るだけ見て頂けると大変に有り難く思います。作った本
人としては真のテーマは「現代の日本はどのようにして現代の日本になったの
か?」というところにあります。

 べつに「美しい国」と賞賛する気も、「ひどい国だ」とこきおろす気もあり
ませんが、いろいろと細かな矛盾があったり、無理をして来てしまったところ
があるのは確かだと思いますし、その矛盾や問題を考え直す必要があるのは確
かだと思います。幸か不幸か“天下分け目の参院選”の直前ということにもな
りますし…というわけでぜひご覧頂けましたら幸いです。

 どうぞよろしくお願いします。

藤原敏史 拝

(転送ここまで)

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(4)産廃処分場予定地周辺の地質調査(第1回)報告
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 6月3日(日)に高木甚三郎市民科学基金の助成で、産廃処分場予定地周辺
の地質調査を行いました。アセス準備書を見ても問題の多い地質の部分。相手
の調査不足を指摘するのも大事ですが、やはり今後も闘っていくために自分た
ちで正しいデータを集める必要があります。

この日の参加者は6名。水俣の地質のことでは右に出る者はいない水俣高校の
長峰先生にご指導いただきました。朝8時半に集合し、鹿谷川と湯出川との合
流点から川を遡って行きました。慣れていない参加者たちは、大岩(落石)はゴ
ロゴロしているわ、足下は滑るわで四苦八苦。ところが長峰先生は長靴でスイス
イ歩いていきます。

遠藤 「地質調査って山登りだってことが分かったよ」高嶋 「山登りのがマシで
すよ! これじゃ沢登りじゃないですか」

両岸はほとんど草や苔に覆われていますが、地層が露出している場所を探し、
高さ・幅・地層の走向・傾斜などを測っていきました。

昼食後、相思社に帰ってまとめ作業を行いました。IWDは「地質構造が西に傾
いている」ので大森側に地下水は出ないと言いましたが、今回の調査結果だけ
でも傾斜と走向が計れたのは3地点だけでしたが、それだけでも場所によって傾
斜方向は一様ではないことが分かりました。

夕方、第1回の結果をひとまず地元の方に報告。

「あんなところまで行ったと? いやあ頑張ったねぇ。あの上には滝があってねぇ
……(中略)……ところで、この調査して産廃阻止の役に立つんかな?」

そのうちきっと役に立ちますよ!

次回は7月28日(土)朝6時(!)から行う予定です。

(文責 高嶋)


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(5)産廃意見書提出――業者の異様な対応──────────────
─────────────────── 6月5日、産廃処分場の環境ア
セスメント準備書に対する意見書を事業者IWD東亜熊本に提出しました。市役
所で集約した意見書は3万3432通。相思社で直接提出した63通を合わせると、
3万3495通になりました。

 段ボールに詰めた意見書は14箱。宮本市長を先頭に住民代表が意見書を提
出に行きました。新聞記者やテレビカメラも数台来ていました。

 IWD東亜熊本の事務所は、山口幸治専務の自宅です。着いてみると、門はぴ
ったり閉まっており、その向こうに事務机がでーんと置いてあって、若い男性職
員(最初の説明会で司会をしていたお兄さん)が立っていました。

「責任者(山口専務)に直接渡したいから事務所に入れてください」

「ダメです」 

「じゃあ山口専務にここまで出てきてもらってください」 

「ダメです」 

「じゃあ、あなたは会社を代表できるんですか?」

「できません」

「じゃあ、代表権のある人を連れてきてください。市長に失礼ですよ」

「上からの指示なので」

「じゃあその“上”に聞いてみてくださいよ」

(…電話…)

「やっぱりダメです」

「なんでダメなんですか」

「前回の説明会の後に、暴徒が車を囲んで暴力を振るって社長が怪我をしまし
て、市長にまだ謝って頂いていないんです。私どもは不信感を持っているんです。
今日は警察にも来てもらっています」(←実際は警察は来ていなかったようだ)

「勝手な作り話をしないでください。」「名誉毀損で訴えますよ!」「誰が殴ったの
か言ってみなさいよ。」「なんで市長が謝らんといかんのですか」 

「いえ、ここにいる方たちはそうではないと思いますが(汗)」

「じゃあ入れてくださいよー!」

「それはできません」

「なんでー!」

この後、お兄さん、何度か携帯電話で「上」とやりとりをする。水俣に名前ばかり
の事務所を構えているが、決定権は無いということが明らか。

「市長だけでしたらいいとのことです」

「ひとりでどうやって14箱も運ぶんですか?」

「私たちが責任を持って運びます」

「市でまとめていない分はどうするんですか。その人もみんな入っていいんです
か?」

「いえ、市長に代表していただくということで」

「なんで住民はだめなんですかー」

「私ども住民の方々に不信感がありましてですね」

「マスコミもダメなんですか?」

「あの不信感が…」

「マスコミに不信感ですか!?」

「いいえいいえ(汗)」

「心配というなら、マスコミの方も、警察の方も一緒に行ってもらったほうが安心
なんじゃないですか?」

「いえ、それはできません」

門番君はとにかく「できません」の一点張り。結果的に、市長が門の前で申し入
れ分を読み上げ、その後、市長と産廃対策室の川野さんが事務所に行って受け
渡しを行うということになりました。

閉まった門の前で市長が申し入れ文を読み上げるという異様な光景は、翌朝の
新聞の紙面を飾りました。

ちなみに市長と川野さんは事務所に行ったものの、玄関の前で立ち話のような
形でした。

うーむ、怒りを通り越して不可解。

さっさと専務が出てきて受け取れば済むところで、子どもの嫌がらせみたいにゴ
ネる。暴徒云々と根拠不明の妄言を堂々とホームページに掲載している。
この会社、ちょっと普通じゃない……。

この後、IWDは住民意見書への見解を作成して、水俣市と熊本県に提出します。
その後、県と市はそれぞれ意見書を作成することになっています。

(文責 高嶋)




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