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2007/05/06 玉ねぎと産廃


 昨日、水俣病公式確認51年目の5月1日、大風の吹く中、水俣湾埋立地に
て水俣病犠牲者慰霊式が行われました。今年は緒方正人さんが「創世記を迎え
る水俣の祈りの言葉」を述べました。潮谷知事は、行政の至らなさを率直に謝
罪し、水俣の持つ希望について語りました。チッソ社長は「型どおり」、若林
環境大臣は「軽い」挨拶でした。

 昨年は公式確認50年事業で様々なイベントが行われました。しかし、当事
者にとっては、50年だろうが51年だろうが関係がありません。水俣病を繰
り返さない社会を作るための相思社の活動も、今後も変わりなく続きます。ど
うぞ今後ともよろしくご支援をお願いいたします。

                            2007/05/02

*** 目 次 *********************************************************
(1)有機無農薬サラダ玉ねぎはいかがですか?
(2)産廃やり直し説明会の日程が決まりました。
(3)IWD東亜熊本の環境影響評価準備書に対する指摘事項 下田保冨
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(1)有機無農薬サラダ玉ねぎはいかがですか?
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水俣の南隣、出水市の杉村さんが作ってくれた、水にさらさなくても鼻につん
とこない甘系の玉ねぎです。南国九州の特産、サラダにして良し、料理しても
良しの優れもの。加熱すると甘さが際立ちます。

規格:一箱10kg入り。 3,150円(税込み)。
送料:別途
発送時期:5月7日の週に発送します。
お支払い方法:商品とともにお届けする郵便振替用紙にてお支払いください。
申込締切:5月6日(日)

*今年初めての企画なので、量が少なめになっております。お早めにお申込下
さい。
(担当 芳田)



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(2)産廃やり直し説明会の日程が決まりました
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3月の説明会で立ち往生したIWDの、やり直し説明会の日程が決まりました。

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 日時 5月13日(日)10:00〜16:00
 場所 水俣市文化会館
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前回は、IWD側の準備不足のため、3時間かけてホンの入り口の議論しかで
きませんでしたが、今度は1日かけて説明会を行うようです。

ところで、前回の説明会で間違いだらけの準備書について、「正誤表」の提出
を約束させられたIWD、5月1日現在、未だ正誤表を提出していません。住
民側は引き続きIWDに対して誠実な対応を求めています。

 ■準備書の問題点をまとめました
    産廃準備書を問う&準備書10の疑問
    http://www.soshisha.org/topics/sanpai/10no.htm

(文責 高嶋)
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(3)IWD東亜熊本の環境影響評価準備書に対する指摘事項 下田保冨
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事業者のIWD東亜熊本は、環境アセスメント準備書で、予定地に存在する豊
富な「湧水」を否定、「表流水」「沢水」として、汚染や枯渇などの影響はな
いと言い張っています。

しかし、3月11日の説明会でそのことについて住民を追及されたIWDは、
全く科学的根拠を示すことができず、住民の立ち会いの下、4月9日に再調査
を行いました。IWD側の結論はまだ明らかにされていませんが、私たちは、
間違いなく湧水だという確信を持っています。

処分場の真下に位置する大森地区の湧水で暮らしていらっしゃる下田保冨さん
の証言を聞いてください。

(先日の3月11日の説明会にあたり下田さんが用意した質問から抜粋)

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私は今管理型処分場が計画されておりますその真下に住んでいる、大森地区の
下田でございます。

 前もって、お断りをしておきたいと思いますが、私は生まれて此の方、80有
余年、あの馬の田台地を、生活の糧を得る仕事場として共に生き、そして又あ
の台地から湧き出ずる大自然の恵みの湧水に育くまれ、命をつなぎ、生かされ
生きてきました。その生き証人として、私のこの80年の実体験を基に、地区民
を代表致しまして質問を致します。

 今、市民の皆さんが、一番関心をもっておられるのはやはり、水の問題では
ないのでしょうか。そこで私は、この水問題について、質問を致します。 そ
の水問題につきましても、湧水と地下水と汚水とがあります。私は、そのうち
湧水と地下水についておたずねを致します。
 と言いましても、私は湧水につきましても、又地下水につきましても、何の
知識も持ち合わせておりません。幼稚な質問をするかもしれませんが、よろし
くお願いをいたします。

 実はあの馬の田台地からの湧水について21ヶ所の指摘を致しましたのも、こ
の私でございます。

 この湧水について準備書447頁と448頁のその2に、調査後の評価がなされて
おりますが、湧水であると認められたのは、北側のB-1・B-2・B-3のみであ
りまして、その他のほとんどが沢水、表流水であったとの評価であります。
 446頁には、「当該地元住民の主張では総計で1日500トンから600トンの湧水
がある」とのことであるが、真の湧水は、わづかなものであると判断される。
他は表土や草木の根などに保持されていた水が、沢に流れ出しているものと考
へられる。この調査により、対象事業実施区域である台状地周辺で湧水が豊富
であるとは判断できなかった。」と結論付けてありますが、私はこの地下水の
流れる方向といい、あなた方は湧水ではなく、沢水とか、表流水とかの表現で、
湧水ではないと否定しておられますが、これは私の500〜600トンの湧水がある
という表現に対する挑戦ではないかと受け止めています。

 私は、あなた方が唯一の湧水と認められたBの1・2・3の湧水の利用者2人
に立ち会ってもらって、2月の中旬、水量測定をしました。その結果は、Bの
1・2・3の3ヶ所の湧水で合わせて7トン/日でしたが、私の水源は1ヶ所で1
9トン/日、約3倍でした。この事実はどのように判断されますか。なぜ、あ
なたたちの言う沢水の水源の水量が多くて、北側の湧水の水量が少くないか、
説明してください。

 自分たちの調査結果を信んじて、私の指摘を全く無視して、沢水とか、表流
水とか、雨が降ったときのみ流れる枯れ沢とか、雪どけ水とか、表現されてい
ますが、私達には、このような表現は全く関係ありません。私が指摘している
21ヶ所の中には、沢水や表流水は只の1ヶ所もありません。もしあったとしま
しても、その源が、あの台地から出ている水であったら、あの台地の地下水で
あり、湧水ではありませんか。私達はそのような視点で湧水と表現しているの
です。あの湧水が「雪どけ水」であるという表現には、驚きと同時に、事業者
の体質を垣間見る思いが致しました。私達が水を求めて行くのは冬ではありま
せん。真夏の喉の渇く時であります。何処の水場でも同じであります。

 私のこの指摘は、あの台地で仕事をしてきた者が、誰でも証言できる事実で
あります。私はこれらの生き証人を代表してここに立っているのであります。
絶対に嘘でもなければ、オーバーに言っているのでもありません。

 あなた方は、あの湧水を目視ではなく只の1ヶ所でもその水を集めて、水量
の調査をしましたか。おそらく只の1ヶ所もしていないのではありませんか。

 私の調査の一例を申し上げます。さる今月(2007年3月)の3日に私の図の
No.18の水量測定に行きました。その前日に下見に行き、その場所を見て、ど
うやって水を集めるかを判断するためです。そのときの水量の多さに驚きまし
た。これは間違いなく100トンは下らないと見てきました。翌日赤土にセメン
トを混ぜ、大きい土のだんごを作り、それをもって行って水をせき止め集めて
測定しました。その時の写真もこゝにもっていますが、その測定の水量は102
トン/日でした。このようにして、私はそのときの水の量を思い出し、我が家
で再現し、その量を推定しているので、絶対に多くはあっても少なくはないと
確信しています。そのときの総計は840トンでしたが、年平均を考慮してその3
分の2の500〜600トンと推定したのですから、絶対に間違いはないと確信して
います。

 これから私達の水源が、単なる沢水水源ではないという、その事実を証明す
る過去の例を二つ程申し上、私の質問を終わりたいと思います。

この事実は50才代の市民の方で誰でも証人になれる事実であります。今から
焼く30年位前の昭和55年頃だったと思いますが、真夏の7月から8月にかけて約
2ヶ月間毎日毎日かんかん照りで雨は一滴も降らず、世間が煙っているように
見へ、そのうへ、熱風で井戸水も吸い上げられて行くような異常気象で至る処
で山の杉の木が何十本も枯れました。私の水源の上流の杉も十五、六本枯れ、
1月〜2月に植林した杉の苗も一本も根付かずみんな枯れてしまいました。こ
のような年にも私達の水源はそんな事何処吹く風、何んの支障もありませんで
した。

 更には、平成12年頃、この年も異常気象で雨が少なく、木臼野地区(台地の
西側)の井戸水がほとんど枯れ、市は給水車で、木臼野の生活用水を何ヶ月か
運んだことがありましたが、私達の水源には全く支障はありませんでした。私
の水源の自慢は、少々雨が降っても濁らない、急にふへないことであります。
2月27日の夜、雨風が多少降りました。翌朝起きて、雨量を測定しましたと
ころ、80ミリ降っていてびっくり致しましたが、(湧水を引いている)池の水
は全く濁らず、水量も変わりませんでした。その後、3月7日に測定しましたと
ころ、3月5日の測定で19トンであったのが、7日には24トンにふへていました。


これで湧水であると確認できたと思います。 これで私の質問を終ります。あ
りがとうございました。

(編集 高嶋)



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                        (文責 高嶋由紀子)


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