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2004/12/18 これからの水俣を語る


水俣病センター相思社よりご案内をお送りさせていただきます。
※このメールは当方でメールアドレスが分かる方にお送りしています。
 こうしたメールがご不要の方、アドレスの変更は、お手数ですがご連絡下さい。

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 11月20日に相思社30周年イベントを開催し、「これからの水俣を語る」
シンポジウムを行いました。水俣の地に根差して暮らす人たちの語りを受けて、
近代の行き方・人間のあり方についての知恵を水俣は持っているという話も出
ました。ごみ分別などハード的な水俣病の教訓化はできてきたが、心の教訓化
はまだまだだという現状認識もありました。で、どうするかというと、当たり
前の人のつながり、当たり前の暮らしを大切に、なんて簡単なようでとても難
しい課題が相思社に与えられたり…。でも、会場からの発言を積極的に聞く中
で、水俣病の教訓、教訓と宣教師のように言う人がおらんといかん、そして伝
えるのは世界へ、若い世代へ、だねとなりました。後から職員でこのシンポジ
ウムを振り返りましたが、地域の若い世代にも呼び掛けた活動をどんどん行っ
ていこうと意を強くしました。
 シンポジウムの後の交流パーティーと翌日のツアーもとても好評でした。
 ありがとうございました。
---------------------------------------------------------2004/12/18---

以下、転載歓迎

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(1)【限定企画!】小玉のおいしいふじりんごはいかがですか
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 今年は春先の寒波で、一番立派な実をつける第一花がやられたり、台風の影
響で収量が少なく、好評のふじ7キロ企画は、おかげさまで完売しました。
 そこで、ご自宅用にぴったりの小玉のふじをお得な価格で限定販売いたしま
す。実は小さいですが、味は甘みが詰まってとてもおいしいのです。取扱期間
が短いので、ご希望の方は今すぐご注文ください。

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 ジュースは好評発売中です。農薬を最低限まで減らした安全なりんごをぎゅ
っと絞りました。賞味期間1年。ご贈答にもどうぞ。
◆りんごジュース 1箱6本入り/Aセット4730円 Bセット4830円

 安心・安全の無農薬茶も同時発送できます。
 詳しくはホームページをご覧ください。
http://soshisha.org/buppan/ringo/2004_ringo02.htm

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(2)水俣病関西訴訟最高裁判決後の水俣の状況について
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 国・熊本県に責任ありとした10月の水俣病関西訴訟最高裁判決の後、熊本
県が3万数千人の未認定患者に療養費を支給するなどとする対策案を打ち出し、
環境省も遅ればせながら関西訴訟の死亡原告の遺族を訪ねるなど新たな動きを
見せています。
 一方、水俣や芦北、出水、御所浦島などの地元では、認定申請をしようとす
る人が急増しています。1995年の政府解決策から10年近くが経ち、当時
は差別への不安や地域・チッソへの遠慮から名乗り出ることを躊躇していた、
あるいは体調への不安を若さでカバーしていたけれども、加齢とともに症状が
顕在化し、今後の生活がどうしようもなく心配になった患者の人たちです。
 認定申請を急がなければならないなどのデマとも言える誤った噂も流れ、不
安をあおっています。街中では、そういった動きに反応して、誤解に基づく、
「またニセ患者が金欲しさに騒いでいる」といった声も聞かれます。それを聞
いた患者の人たちは、「俺たちの苦労を何も知らない人間が何言っとるか」と
憤慨し、地域に混乱が起きてしまっている状況です。
 こうしたことは、水俣病に対する施策をきちんとしてこなかったつけが回っ
て来ていると言えます。覆い隠していたものが一気に吹き出てきており、今や
小手先やごまかしの施策では解決できません。今のこの地元の状況を認識すれ
ば、2年3年などと悠長なことは言っていられないはずです。行政も患者の側
も建て前や既存の制度にとらわれることなく、これまでの経緯を踏まえて、根
源的かつ早急な対策がなされなければなりません。
 水俣では、水俣病という負の遺産をプラスに転じ、「もやい直し」を進め、
地域再生が図られてきた、とされています。こうした動きに相思社も積極的に
参加してきたわけですが、今、その真価が問われています。まだまだ途半ばで
あり、この困難を乗り越えて本物にしていかなければなりません。
 外からは見えにくい水俣の現状をお伝えしたいと思い、長くなってしまいま
した。これに関連して、水俣病患者連合ら3団体から熊本県への要求書をホー
ムページに掲載していますので、ご覧下さい。
http://soshisha.org/kanja/rengou/youbousho/2004nen/youbou_2004_11_30.htm

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(3)みかん便りNo.3 海を渡るイノシシはみかんが好物?
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 (みかんを担当することになった新人、坂西卓郎が日記風にお送りします)

 水俣は暖かい日々が続いていますが、気がつけば年の瀬、みかんの美味しい
季節になってきました。やっぱり冬はコタツにみかんですよね。正月用にぜひ
ご注文を、と言いたいところですが、今年はみかんが少ないんです。収量も裏
年ということで少ないのですが、今年はなんといってもイノシシと鳥(メジロ、
カラスなど)の被害が大きかったですね。相思社のみかん生産者の方々は低農
薬でみかんを作っているので、みかん畑にミミズがいるんですね。イノシシは
土を掘り返してそのミミズを食べる、そしてみかんも喰う。立ち上がって食べ
るので、1m50cmぐらいの高さのみかんも落として食べるんですね。イノ
シシにも色々いるようで、きれいに食べるやつもいれば、食い散らかすだけの
やつもいる。せっかく落としたんだから、最後まで食べろ!と言ってやりたい。
 そして水俣のイノシシは泳ぐんですね、漁師の方に話を聞くと海を渡ると言
う。しかもかなり速く泳ぐらしい。漁師の人も捕まえようとするが海ではなか
なか捕まえられないと聞く。海を渡ったイノシシは水俣ばかりでなく対岸の御
所浦の甘夏にも被害を及ぼす。今年は11月15日が猟の解禁日で、それ以後
はだいぶ減りましたが、そうすると今度は鳥が来る。下から上から攻められて
みかんはボロボロ。やっぱり山に食べ物が少ないのでしょうね。山に野生の柿
や木の実が少ないから山から下りて来ざるをえない。人はどんどん山や森を切
り開いていくし、そのうえ高齢化などで農地が減っているものだから被害が集
中してしまう。ですが、被害の乗りこえたみかんは美味しく実っています。こ
れからの年末年始、ぜひみかんをコタツのお供にしてやって下さい。今年もお
世話になりました。来年もよろしくお願いします。


※ネットワークこそが相思社の力です。ご意見、ご感想、ご叱責等なんでもお知
らせいただければ幸いです。

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財団法人 水俣病センター相思社
〒867-0034 熊本県水俣市袋34番地
電話 0966-63-5800/FAX 0966-63-5808
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E-mail  info★soshisha.org (★を半角の@に変えてください)
※今年はじめにURL、アドレスを変更しました。
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