前水俣市長・吉井正澄聞書

奈落の舞台回し

進藤卓也著/西日本新聞社刊


「奈落の舞台回し」もくじ

発刊にあたって… 1
第ー章 波乱の船出
 私なりの「水俣病史」…12
 不利といわれた市長選…14
 覆面パトに追われて…17
 患者団体を行脚して…20
 初の公式謝罪で賛否…22
 福島知事に事情説明…25
第二章 古里と青春
 武芸にたけた先祖たち…30
 「お蚕さま」に占拠され…32
 進学、敗戦、民主主義…35
 飢えしのぐ勉強とは…37
 若き農林業者として…40
 親父から学んだ哲学…43
第三章 「水俣病」発見の日
 「じつちゃん」の発病…48
 筆禍事件で女性を敵に…50
 「子孫に美林を残す」…53
第四章 政治の世界へ
 支援受け市議会議員へ…58
 「ニセ患者」発言で騒然…61
 幻の「水俣大学」構想…63
 ストリップ事件、露見…66
 新米議長多難な船出…69
 園遊会での皇族の一言…72
 男のロマン、女の不満…74
 「哲学」生んだ国際会議…77
 患者交えた「市民の会」…80
第五章 水俣病政治解決への道
 闘いと混乱の歴史…84
 「和解勧告」は出たが…86
 「首相と知事は違う」…89
 「天の配剤」に恵まれた…92
 解決素案は出たものの…94
 「一時金」めぐる攻防…97
 環境庁素案に猛反発…100
 不公平を調整する措置…102
 福岡市での極秘会談…105
 「信義則」を破ってでも…108
 9月28日、深夜の攻防…110
 矛盾と不合理の末に…113
 「天命」として授かった…116
 「水俣病」が問うもの…118
第六章 忘れ得ぬ方々
 闘将・故川本輝夫さん…124
 尊厳・故田上義春さん…126
 知将・後藤孝典弁護士…129
 歴代の環境庁長官たち…132
 故山内豊徳・環境庁局長…135
第七章 「もやい直し」と「回れ右」
 「もやい直し」を掲げて…140
 市民手作りの総合計画…142
 自信と誇りのゴミ分別…145
 「語り部」を水俣の顔に…148
 「ISOのまち」目指し…151
 採用する者、される者…153
 「回れ右」の思想抱いて…156
 「匿名座談会」での中傷…159
第八章 市長と徳技体
 「エコタウン」へ〈上〉…164
 「エコタウン」へ〈下〉…167
 「水天荘」で痛恨の失敗…170
 「教訓」を世界に向けて…173
 「サラたま事件」騒動記…176
 「市長はつらいよ」〈上〉…178
 「市長はつらいよ」〈中〉…181
 「市長はつらいよ」〈下〉…184
 心優しき「隣人」たち…187
 世代超え禍福を相殺…190
 「引退」を心に秘め…193
 人生これ「石垣築き」…196
二〇〇二年・余録
 ブラジル見聞録〈上〉…200
 ブラジル見聞録〈下〉…203
 タマちゃんとスズメ…206
 不便…209
 水俣場所…211
 社風…217
 ニセもの…220
 秘密…222
 自立…225
 レミング…228
 叙勲…232

 「奈落の舞台回し」を奈落で舞台回し…236