水俣病研究3(2004)
特集――水俣病論争のすすめ
水俣病研究会 編
弦書房、2004年6月発行
AB版、216頁
3,150円(税込)
第3号は「論争」をキーワードに提案型の批判を歓迎し、建設的な論争に発展することを期待する。
水俣病関西訴訟控訴審における被告「国・熊本県」の最終準備書面・病像論争論と、原告側が提出した意見書を収録、水俣病医学が従来と全く違う論理に立つことを明らかにする。アメリカで発達してきた、地域住民参加型の「民衆疫学」及び日本における調査報告の一部と、グランジャンらによる微量メチル水銀汚染の胎児への影響に関する最前線の研究を紹介する。
目次
水俣病原因工場の暗部 三森信夫
アセトアルデヒド廃水の行方 宮沢信雄
汚染地区住民の疫学調査から考える 有馬澄雄
水俣病患者の末梢神経 永木譲治
資料・医学に於ける因果関係の考え方と水俣病(関西訴訟控訴審意見書) 津田敏秀
紹介・7歳児における胎児期メチル水銀曝露による認知機能の低下 P.グランジャン他