チッソが創業以来、戦争直後まで九州内に造った発電所はたくさんありますが、現在でも九州内で13箇所が稼働しています。
それらを訪ねてまわる「勝手にスタンプラリー」。第5回目です。
今回は宮崎県に唯一ある、高千穂発電所。
運転開始:1929年
出力:14,400kw
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町押方
この発電所は、宮崎県北部五ヶ瀬町から高千穂を通り延岡市で日向灘にそそぐ、五ヶ瀬川の水を利用しています。高千穂のあたりは急峻なV字谷となっており、河原のような場所はありません。
これまでのなかでは最もアプローチが難しい発電所でした。
五ヶ瀬川の対岸から発電所建屋を撮りたかったのですが、道がわかりませんでした。
サージタンク側には行くことができました。
上流から導水路でタンクに導いているはずですが、それがどこにあるか、よくわかりませんでした。
内谷第一発電所に次ぎ、大出力の発電所のようです。最近改修工事をして出力が13%もアップしたそうです。
(2021年5月22日に訪問)
五ヶ瀬町方面から県道218号線を高千穂町方面に向かい、五ヶ瀬川を渡る直前、押方のほうに左折し、変電所まえに車を停めて坂を歩いて下りていくと発電所のサージタンクが見えてきます。
ここにも!チッソ謹製?の「マムシ看板」
五ヶ瀬川に向かって30度近い角度で2本の導水管が伸びる。太さは1.5Mくらいあるか。
発電所建屋にアプローチするのは諦めた。