青果販売〈のさり〉:
相思社では水俣の柑橘類やサラダ玉ねぎ、長野県佐久穂町のりんごなどの青果も販売しています。りんごはシステムの都合上、相思社オンラインショップからご注文いただけませんので、専用の販売サイトよりご注文ください。
青果は取扱いのない時期もございます。販売時期は作況により変動しますが、柑橘類・サラダ玉ねぎが概ね12月~6月、りんごが概ね10月~1月になります。加工品は通年販売してい ます。
〈のさり〉とは、水俣言葉で「天から与えられる恵み」という意味です。水俣と佐久穂の恵みを感じていただければ嬉しいです。
水俣の柑橘類、サラダ玉ねぎ:
水俣産を中心として、水俣病の被害地域で生産された柑橘類とサラダ玉ねぎを取り扱っています。
水俣病による健康被害と海の汚染により生業ができなくなった漁師たちが陸に上がり、柑橘類の生産を始めたことから、相思社での柑橘取扱いは始まりました。
当初は患者支援の意味合いが濃かった柑橘販売ですが、現在では患者支援に限らず、水俣病被害地域でこだわりを持ってつくられた産物を広く紹介することで、地域づくりに繋げていきたいという想いから販売を続けています。
化学物質が引き起こした水俣病の経験から、化学合成された農薬や肥料を可能な限り減らして栽培しています。
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長野県佐久穂町のりんご:
水俣との出会いがきっかけとなり、長野県佐久穂町で低農薬栽培のりんごを作り続けている須田さん一家のりんごを取り扱っています。
1978年、東京で相思社職員の講演を聞き、水俣病事件を知った須田保さん・ゆり子さんは、自分たちの仕事を足元から見つめ直そうと無農薬でりんごを作る挑戦を仲間たちと共に始めました。最初の年は、虫の異常発生などによってほぼ全滅でした。完全無農薬には挫折したものの、試行錯誤の末、土づくりを変え、農薬を最低限にした栽培方法を確立しました。
それから30年、生産者の子どもたちは大人になり、工夫と勉強を重ねて低農薬りんごのネットワークを引き継いでいます。わたしたちも水俣病をきっかけに始まった長野と水俣のつながりを大事にしながら、りんごの販売を続けています。
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青果とお茶・石けんの同梱発送について:
お茶・石けんには青果の箱に同梱してお届けできる商品もございます。同梱発送の場合は青果の送料のみでお送りすることができますので、ご希望の方は青果と一緒にお茶・石けんをまとめてご注文ください。
※柑橘類とサラダ玉ねぎは水俣から発送になりますので、全ての種類のお茶・石けんが同梱できます。
※りんごは長野県からの直送になりますので、同梱できる商品の種類が限られています。お茶は一部の商品のみ同梱可能、石けんは同梱できません。詳しくはりんごの販売サイトよりご確認ください。