今日は考証館へ、「グリーンコープくまもと」のみなさん16名が見学へやってきてくれました。午前中の45分間、ご案内しました♪
グリーンコープは、福祉や環境、食に力を入れ活動を続ける九州の生協。
我が家でも愛用しています。放射能測定にも厳しい基準を設けていたり、こだわりや思いを持った生産者が多いのも魅力です。
「福祉や環境、食」ということで、水俣病前史(豊かだった水俣の海)、水俣病の差別構造、水銀や汚染魚の広がり、食品衛生法不適用、猫実験と見舞金契約、流産死産した人間の命、新潟水俣病で言われた「胎児性水俣病患者一人」の教訓、現在の水俣病患者の生活状況(症状や生活面での水俣病の影響)、などをしました。感想を聞く時間まで取れませんでしたが、どんなふうに伝わったでしょうか。
短い時間で話を伝える、話をまとめる努力はもちろん必要なのですが、終わってみて、「この方たちとフィールドを巡ってみたかった!」と本当に思いました。とても熱心な人達で、もっと時間をかけて丁寧に現地を巡って、語らって、水俣病を伝えたかったです。この人たちに伝えたいことが、山ほどあります。
そんなふうに時間をかけて伝える機会を作れるように、働きかけや工夫や営業を頑張っていこうと思います☆