12月3日、水俣市立袋中学校の3年生の学年行事で、シルクスクリーンを使ったワークショップを実施しました。
水俣の地域に興味を持ってもらうための教材として今年度制作したもので、水俣の地図を1版目、水俣の農水産物を2版目、合計2回のシルクスクリーン印刷で水俣を刷りだしていきます。
最初に、水俣の100年前の地図も見せながら、地名の由来や水俣の産物など地域の特徴について話をしたあと、シルクスクリーンの仕組みを説明して、一人ずつ順番に布に印刷する体験をしました。
思い切り力を入れて1版目の印刷↓
「かわい~」と好評だったシルクスクリーンの版は、アートユニットHUNKAにデザインをお願いしました。黄土色が1版目、こげ茶色のインクの2版目でみかんやお茶や棚田など産物を重ねています↓
「水俣の自然についてもっと知りたいと思った」「水俣のかたちを知れてよかった」などの感想があり、何より楽しそうな中学生の様子を見ることができよかったです。
今回は最初のワークショップだったので、スタッフもワチャワチャしてしまったのですが、いろんな人に体験してもらえたらと思います。