8月31日、「資料整理の日」を実施しました。
ご参加は、今年度継続的に参加してくださっている熊本のMさん、たまに水俣に研究に?遊びに?来ている研究者Hさん、関西からご家族+先生のグループ。
今回は、ありがたいことに参加者が多いので、人手が多い日にとっておいた作業に着手しました。
それは、鬼塚巌さんの8ミリフィルム資料の整理です。
資料番号を確認し、
状態やタイトルを整理票に記入し、
ガス吸着の保護シートをまいていきます。
状態の確認で、酢酸臭が出ているかどうかを確認するのですが、残念ながらかなり劣化が進んでいるものもあります。匂いがきついので吸い込みすぎないように気を付けます。
匂いは、各人の鼻の精度によって感知するかどうか個人差があるので難しいんですよね。
「これ、においますかね?」と隣の人にも嗅がせながら作業を進めます。
私も酢酸のにおいだと信じきっていた匂いが、元々のフィルムの匂いなのでは、と指摘され、何べんも嗅ぎ直す始末。
劣化した資料から出るガスが他の資料を傷めないように、ガス吸着シートに包んでケースに入れました。
おかげで約100点の資料を整理できました!
終了後はお茶を飲みながら、鬼塚巌さんの作品(デジタル変換映像で)のミニ上映会をしました。