19日は熊本市内の中学校で講演をしました。「水俣病学習」という授業を、50分を2コマ使って行いました。
中学は九品寺(くほんじ)というところにあります。私が生まれ育ったところは東京の九品仏(くほんぶつ)。なんだか親近感を感じました♪
熊本駅から25分くらい。市電のある町に住んだことがないので、市電ってとても新鮮で飽きないです。昭和時代のフィルムに潜り込んだみたいな情緒がありますね。
生徒たちは、中1と中2の70人。元気で明るくて、こちらが投げかける質問に積極的に答えてくれました。生徒たちと一体になれたような感じです。
最初に水俣病の基礎知識を押さえて、それから不知火海の地理、漁民の来歴の話から、水俣病の話に入っていきました。あまり話題を詰め込み過ぎないようにしたのと、時間がたくさんあったおかげで、比較的丁寧に説明することができたと思います。
生徒たちは元気で、こちらもドリフの学校コントのようなひとコマもあって楽しかったです。みんなそれなりのスタイルで、リラックスしたかたちで話にとけこんでくれたのではないでしょうか。でも話題によっては、みんなが一斉に真剣な眼差しに変わることも。手をあげて質問する生徒もいました。
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