猫838匹、集まりました
たくさんの方から写真を送っていただき、現在までに受け付けた写真で犠牲になった猫と同じ数の838匹に達成することができました。ご協力ありがとうございました!
みなさまからの猫の写真に見つめられながら、たくさんの命の犠牲と、被害が拡大し続けた無念さを改めて感じています
しばらく展示中ですので、見学にいらしてください。
水俣病歴史考証館には、「猫実験の小屋」が展示されています。
この小屋では水俣病の原因究明のための実験が行われ、800匹以上の猫が使われました。
しかも、その実験の結果は活かされることなく、被害は拡大し続けました。
800匹以上の猫って、いったいどんなに多いのでしょうか。
ちょっと想像ができません。そこで、実験で犠牲になった猫と同じ数の猫の写真をみなさんから送ってもらい、考証館の壁一面に貼ってみます。
1.猫の写真を募集しています
猫の写真は、838匹集まりました!(ご協力くださった方、ありがとうございます!)
2.関連資料の展示
チッソ社内の研究班のが行った実験の記録を整理した台帳で、ネコ台帳と呼ばれています。猫838匹分の詳細な記録が書かれています。第一次訴訟の裁判の証拠として提出された台帳(裁判で使われたコピー)を今回展示します。
3.8月25日(日)ネコからみた水俣中毒事件(展示解説・トーク)
水俣病研究会の有馬澄雄さんに、展示中のネコ台帳の解説と水俣で起きたことをネコを視点に据えたお話をしてもらいます。
【展示解説】ネコ台帳
- 場所:水俣病歴史考証館内
- 時間:14:00~14:30
- 参加費:無料(ただし入館料が必要です)
- 申し込み:不要
【トーク】ネコからみた水俣中毒事件
- 場所:水俣病センター相思社集会棟
- 時間:14:40~16:00
- 参加費:無料
- 申し込み:相思社メールアドレス(info@soshisha.org)までご連絡ください