東京で行われる講演イベントに職員の坂本が登壇しますのでお知らせです。
ぜひいらしてください!
九州・不知火海の沿岸で多くの被害者を出し、現在も患者救済と地域再生の取り組みが続けられる水俣病事件。世界各地で気候災害が深刻化し、化石燃料からの脱却が唱えられながらも解決への途上にある気候変動。
教科書で「歴史」として学ぶ水俣病事件と、日々ニュースで報じられる地球環境問題は、まったく別のことのように思われる方も多いでしょう。しかし、その問題の構造、加害企業の対応、市民運動の構図や「解決」の難しさに、似通っている点も多くあります。むしろ、21世紀の私たちは気候危機というかたちで水俣病で起きている不公正を追体験しているといえるのかもしれません。
今回のイベントでは、水俣病と気候変動に詳しく、この課題に向き合って活動しているゲストからそれぞれの現状と今後、市民のアクションについてお話を聞きます。そして私たち、特に若い世代が、これらの問題とどう向き合い、いま何を問い、どう行動すべきかを考えます。
日時:2024年9月15日(日)14:00〜16:00(開場13:30)
会場:メイン会場での現地参加、サブ会場での現地参加、またはオンライン参加(Zoomウェビナー)が可能です。
★東京大学駒場キャンパス18号館ホール(東京都目黒区)
★タカミヤ環境ミュージアム(福岡県北九州市)
★オンライン参加:Zoomウェビナーにてオンライン配信を行います。
【プログラム】
オープニング「いま環境正義と向き合うために」
宮田晃碩(東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学講座 特任研究員)
話題提供「『水俣病』に『終わり』はない」坂本一途(水俣病センター相思社)
話題提供「気候危機の今と市民アクション」黒部睦(環境アクティビスト)
クロストーク「水俣病と気候危機〜対話がつなぐ環境正義への道のり」
坂本一途(水俣病センター相思社)
黒部睦(環境アクティビスト)
佐々木彩乃(One Month For the Future)
飯塚里沙(国際環境NGO 350.org Japan)
クロージング:
桑山裕喜子(東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)特任研究員)
【参加申し込み】
参加される方は、こちらのフォームより事前のお申し込みをお願いいたします(申し込み期限:2024年9月14日まで)。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdOU7ZQzrCysExVnCIKEOGAS6a3t_lOmnuHosvdypeAR8uAtg/viewform