鼎談

今日は緒方正人さんたちとの鼎談でした。
14:00~18:30までガッツリ4時間半。

テーマは回帰、水俣病は我々に何を問うているのか。
人間の愚かさ、危うさ、どうしようもなさ。
水俣病患者の心の救済や生きづらさを抱えた若者。
集団からの離脱。

私は袋(私の住んでいる集落)の話をするのですが、正人さんは世界、というか宇宙単位の話です。。。

背伸びせずに話をしようと思いながら、難しい話もありましたが、普段考えていることが整理されたり、新しい視点をもらったりできました。

印象に残ったのは、心の救済という話。相思社での普段の相談業務の中で多いのが心の相談。国や県からのハード面での補償はなされたかもしれませんが、ソフト面(精神面)での救済は不十分です。
(人の一生を医療費や210万で終わらせることに、私は納得してはいませんが)。

相思社では今、制度のもとでの救済に不十分な方のための窓口を設けようとしています。
これからの相思社についても意見を寄せてくれたり手助けしようとしてくれて、嬉しくて嬉しくて。

とっても勉強になる対談でした。

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