徳島出張三日目、水俣へ帰る前に直前、早朝吉野川へ行ってきました!
昨日講演会にいらして頂いた田所健太郎さんから「吉野川、案内しますよ」という嬉しいお申し出をいただき早朝、行ってきました。
写真のシラサギ橋近くの干潟は神聖な雰囲気で、人間が足を踏み入れてはいけない場所に思えました。二箇所見せていただきましたが、それぞれ生き物の種類が違い、住み分けているのか、環境が違うのか。息を潜めてシオマネキやトビハゼ、貝、小さな蟹たちの世界を観察しました。豊かな生き物に感心していると、このシラサギ橋を作るために多くの干潟の多くが失われ、生態系が崩れ、生き物が見られる干潟は数カ所になったそうです。
現在は自給自足の生活をしている田所さん。吉野川第十堰の運動や障がい者運動にも関わってこられました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/吉野川第十堰
若い頃は世界や日本を放浪し、もう35年も前に相思社に泊まったことがあり、「お世話になったから、一宿一飯の恩を返したい」ということで見も知らない私に案内をしてくれました。昨日の懇親会に来てくれた方の中にも、30年前に相思社に滞在し堆肥作りを手伝った、という方がおられ、色々ありながらもこうして経営を続けてきたことで沢山のご縁ができてきたことをどこかへ行く度に実感しています。お世話になった方に直接お返しができないかもしれないけど、患者の人や相思社や水俣に来た人たちに返していこう。
今回徳島でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!