5月5日はこどもの日。
地域向けの「相思社節句を祝う茶話会」と地域の子ども向け の「相思社肝試し大会」を行いました。
参加者は大勢とは言えなかったですが、だからでしょう、アットホームで素敵な会でした。相思社宿泊者も一緒になって、相思社バンドによる「こいのぼり」を歌って会始め。
葛西さんのピアノの木下さんのパーカッションと吉田さんのギターとボーカルが不思議な雰囲気を醸し出します。
吉田さんの連れ合いの真紀さんが作ってくれた豆腐とカカオのケーキやちんすこうやクッキー、地域の人達が持ち寄ってくれたバウムクーヘンやチョコレートやゼリーや。地域の人と共同で林さんと永野が作った白玉だんご。
なかでも子どもに一番人気だったのは近所の人が持ってきてくれた高菜漬けでちょっと意外。
そしてなんと相思社で、寅次郎恋やつれを見ました。マドンナは吉永小百合でした。若くて誰か分からんやった。
最後に吉田さんの歌と葛西さんのピアノを聞き、リクエストにお応えしてのこいのぼりを歌って締め。
吉田さんの歌の中で好きなのは「道をバッタが歩いてた」(だったかな、正確なタイトルではないです)でした。葛西さんのショパンのワルツはちょっと相思社とは別世界な感じでした。どちらも意外性があって良かったです。次は地域の人に歌ってもらったり詩の朗読をしてもらいたいねと言いながらでした。
ちょっとした自己紹介の時に、チッソの罪を語る患者の方と、それを否定しようとしながら途中で止め、当時の汚染の様子を共通の話題とした元チッソ従業員の方の会話が印象的でした。水俣ではまだ語れないことも多いような気がしていますが、これからもこういった場を少しずつ設けて、安心して議論ができる場になっていけたらと思います。
さて来月はキャンドルナイト、6月21日の夜にご飯を食べます♪