11月5日(月)、さつま町立山崎中学校の教員の方々へ向けて「水俣病から学ぶ人権」のテーマで講話をしました。水俣病講話のデビュー戦だったため、緊張で朝からずっとそわそわしておりました。
相思社から車で1時間ほどの山間部に中学校があり、講話を聞いてくださった教員の方は全員で13名でした。水俣病の歴史と差別、自分が水俣病に関心を持ったきっかけなどをスクリーンを使いながら約1時間の講話を実施。講話中は焦って時々詰まってしまうこともありましたが、皆さん真剣に聞いてくださいました。
講話終了後に社会科教員の方が「教科書で出てくる水俣病以上のことが知れた。話を聞いてすごく頭を悩ませられる問題であった。」との感想をその場で言ってくださった時は嬉しかったです。水俣現地ではない場所で水俣病を伝える難しさがあり、大変でしたがよい経験になりました。出来ることなら、皆さんにも水俣をぜひ訪れてほしいなと思いました。