浄土真宗光明寺の皆様を案内

2019年11月30日、鹿児島市の浄土真宗「光明寺」の和尚様と門徒(他宗派でいう檀家)のみなさま15名を、葛西が水俣案内いたしました。
もともとは水俣市内にある源光寺というお寺にある「隠れ念仏」を見学しに行くツアーとして計画したのだそうですが、ご住職様が10月の熊本教区同朋教学部の水俣案内に参加され、ぜひご自分のお寺の門徒さんをお連れしたいということで、相思社の水俣案内をご用命されたとのことでした。

ちなみに「隠れ念仏」というのは、江戸時代、薩摩や人吉では浄土真宗(一向宗)が禁じられていたなか、隠れて信仰する形態であり、またそのための道具類のことです。水俣の源光寺には、薩摩から密出国した一向宗門徒が、世間の目に触れないように身を隠した薩摩部屋というものが残されています。

水俣案内は次のようなスケジュールで行いました。
天気がよく、気温も暖かで、案内にはとてもよい日でした。

10:30 相思社着 お仏壇でお勤め~10:40
10:40 相思社・水俣病歴史考証館を見学 ~11:30
11:40 茂道漁港を見学 ~11:50
12:00 南里で昼食 ~12:50
13:00 ヘドロ埋立地親水護岸・慰霊碑を見学 ~13:30
13:35 百間排水口を見学 ~13:45
14:00 湯の児半島大崎鼻から不知火海・八幡残渣プールを眺望 ~14:20
14:30 源光寺着

相思社に着くと、さっそく集会棟の仏壇でお勤め光明寺のみなさまを水俣案内|水俣病センター相思社の水俣案内
茂道漁港。山沿いにお住まいの皆様なので海の情景は新鮮光明寺のみなさまを茂道漁港にお連れした|水俣病センター相思社の水俣案内
茂道近くのドライブイン南里で昼食光明寺のみなさまと昼食|水俣病センター相思社の水俣案内
百間排水口を見学光明寺のみなさまを百間排水口に案内|水俣病センター相思社の水俣案内
最後の見学では大崎ヶ鼻から不知火海を眺望。御所浦がきれいに見えた光明寺のみなさまを水俣案内|水俣病センター相思社の水俣案内

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