職員研修:水俣史跡めぐり

相思社では定期的にスタッフ研修を行なっています。
いつもは「ごんずい」の読み合わせをしたり、映像資料を見たりして知識を豊にするように務めているのですが、今回は特別に水俣の史跡をめぐってみるという実地研修を行いました。

まずは塩浜町になる塩釜神社から。
水俣第二中学校とチッソのグラウンドの間にあります。その名の通り、このあたりはかつて塩田でした。

塩釜神社(塩浜町)

そして為朝神社。伊豆で死んだはずの彼は、琉球に渡り、帰ってきたあと水俣に長く滞在し、このあたりの人に慕われ、それでこの神社ができたとか。沖縄の芭蕉布が祀られており、それは為朝が琉球から持ち帰ったものとされているそうです。

為朝神社(八幡町)

火の国の女、高群逸枝の墓。市役所の裏山、秋葉山を少し登っていったところにあります。

高群逸枝の墓(わらび野)

水俣市初代市長、橋本彦七の墓です。渕上毛錢の墓の一段上にあります。アセトアルデヒド製造プラントの設計者でもあり、工場長でもありました。工場の停止阻止に貢献しました。

橋本彦七の墓(わらび野)

平町から湯の鶴に行く途中、江南橋付近から山道を登って行くと、小さな神社が高台にあります。ここはチッソ工場全景を包む水俣市街、不知火海、そして天草の島々を鳥瞰できるおすすめポイントです。

陣の坂(山王神社) (緑ヶ丘)

 

徳富蘇峰の銅像前で記念写真

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