4月29日、ツワンコ採り(通称ツワツアー)をしました。雨が降りしきる中、好奇心と食欲が旺盛な4名が相思社周辺でびしょ濡れになりながらツワとフキを採取しました。
採ったツワはさっそく皮をむきました。雨が静かに降っていますが縁側は快適です。
フキは茹でて皮をむいて佃煮に、ツワはこんにゃくと一緒にきんぴらにしました。
水俣のあたりではフキよりもツワがよく食べられています。
師匠と呼びたい相思社の近くのおばさんは、ツワの炒め煮がお上手なのですがフキには興味がなさそうです。
フキは蕗、ツワは石蕗なので、同じ仲間だろうと思うのですが、食べ比べると味がちがっておもしろい~
今年は季節が進むのが早く、ツワブキの新芽のツワンコはだいぶ成長してしまっていたのですが、ツワン子ならぬツワン大人でも、じっくり加熱しておいしく食べられました。
雨も含めて、水俣の自然を味わってもらえたのではと思います。
水俣病の歴史や事実、患者のストーリーから学ぶことと同じように、体験すること、感じること、出会うことに可能性を感じているこの頃です。