今年もやってきました!筑波大学の博士課程の学生たち!
といっても、リアルな合宿はかなわなかったので、昨年に引き続きオンラインでの合宿です。11月24日から26日までまる3日、水俣と参加者をつなぎました。日本人学生2名と、中国、バングラデシュ、ベトナム、ナイジェリア、ガーナ(時差9時間!)の学生たちで、全日程を英語で行いました。
1日目は、考証館の見学と、「きぼう・みらい・水俣」で長井勇さん、加賀田清子さん、松永幸一郎さん、永本賢二さん、加藤タケ子さんのお話を聞きました。最後にエコバックを一緒に作るはずが、話が盛り上がりすぎて時間が足りなくなるほどでした。
2日目は、葛西によるバーチャル水俣案内。最後はカメラを助手席に固定して漁港を2つめぐりました。いい天気で、画面越しでも楽しんでもらえたのではないかと思います。午後はアイリーンさんとつないで当時の水俣での撮影のこと、映画のことをお聞きしました。
3日目は、国立水俣病総合研究センターの坂本峰志さんに、水銀に関する研究の講義をしていただきました。午後は少人数に分かれて水俣に住む人とディスカッションも交えた話をする場をもちました。
学生には、すこしでも水俣を体感してもらいたくて、せっけん、みかん、お茶、地図、パンフレット類、エコバック作成キットをお送りしました。なんでせっけん?と疑問に思っていた人もいましたが、永野さんの話を聞いて納得したようでした。
オンラインでは一方的になりがちですが、slackのチャットや少人数のグループを活用して活発なやりとりができました。