丸木位里・丸木俊の絵を展示中

乙女塚の「みんなの家」に掲げられていた丸木位里・俊夫妻によって描かれた絵を水俣病歴史考証館で展示しています。「みんなの家」の取り壊しにともない、相思社でお預かりしました。

砂田明さんが1980年5月に行った丸木美術館での一人芝居の勧進公演に際して、舞台の下部に設置する幕にお二人が絵を描いて寄贈されたものだそうです。砂田明さんは「水俣母子像」と呼んでいました。

その後、長く「みんなの家」の舞台上部の壁に張られ、演劇や慰霊祭の茶話会を見守ってきました。

考証館の展示室は外気の影響を受けやすく、湿度が上がる夏季はカビが発生する可能性が高いので、湿度が低い冬季のみ展示をいたします。この機会にぜひご覧ください。

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