熊本県立大学で講話

2023年1月17日、葛西が熊本県立大学の授業でお話いたしました。

「新熊本学:地域社会と協働」という基礎科目(昔でいう一般教養)の授業で、2019年から5回目になります。2021と22年はコロナのため録画授業となりましたので、3年ぶりに大学の大ホールの講壇で90分お話をさせていただきました。

ただ、まだコロナの影響が残っていて、約400名の受講者(多くが総合管理学部の1年生)のうち半分がホールで、半分が録画がオンラインでの受講となりました。

学生の約9割が熊本出身ということですから、ほとんどの学生が水俣病の授業を受けたことがあるはずです。水俣病の教科書的な知識はあると想定し、彼らの飽きないような話を心がけました。

「水俣病事件から見える近現代史」と題し、配布した年表を追いながらスクリーンに資料を写していきました。配布した年表はチッソ・水俣病関係史と、それに関連する日本・世界史を並べました。

昼食後の大教室。ひとりも寝ている学生が見当たらなかったことから、眠くならない授業はできたのではないかと思います。

新潟水俣病を引き起こした昭和電工は2023年1月から「レゾナック」という社名になりました。(授業でも説明しました。)
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