昨日は水俣駅にある環不知火プランニングにて、修学旅行生の案内打ち合わせがあり、永野と木下で行って来ました。来週は甲南女子高校へ講話(永野)、来月13日は神奈川学園の案内です(永野、木下)。木下さんは初の案内打ち合わせ。ちょっと緊張の面持ちです。
同じく水俣駅にある「びんの風」で一休み。オーナーの吉永理巳子さんと「水俣病を語り継ぐ会」の今後についてお話をしました。若い私達がどう水俣病を語り伝えていくか、試行錯誤しながら、時々は先輩たちの手も借りて月に二回の会を通して考えます。
帰りは案内の下見、ということでちょっと湯堂に寄りました。私は湯堂へ下るこの風景が大好きです。
石牟礼道子さんの苦海浄土に出てくる「椿の井戸」。朝鮮式井戸で、中は三畳ほど。潮が引くと真水を汲むことができ、今も水があります。ご興味のある方はぜひ相思社の案内をご利用くださいませ♪
http://www.soshisha.org/jp/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E3%81%BE%E3%81%A1%E6%A1%88%E5%86%85
袋湾にある湯堂漁港へ出てみました。風がなく、湖のような海面です。ゆうひらを発見しました(写真中央。海の中で真水が湧きだしています)。このゆうひらのおかげでミネラル分が水俣の海に流れ込み、豊かな生態系を生みだしてくれます。いつまでも見ていたくなる光景です。
おじさんに「ゆうひらっていくつくらいあるんですか?」「三つかな」。プチあるもの探しです。
久しぶりにお会いした湯堂のエビスさん。釣竿を持って笑っていました。それにしても水俣のエビスさんは皆さん派手です。