5月25日は「資料整理の日」でした。漁具の錆を除去する作業を行いました。前回は未整理資料の目録作りでしたが、今回は、梅雨前にぜひ済ませておきたかった錆とりの作業です。
ボランティアの応募もなかったので「のんびりやるか~」と辻と話していたところ、名古屋から来られた方と、いつもいろいろ手伝ってくださるIさんが加勢してくださることになり、ありがたいことに作業がはかどりました。
まずは、風通しのよい場所でひたすらこすります。辻&小泉がぼらかご、Iさんが碇を担当。みかん用のコンテナはみかん以外の場面でも大活躍(夏はバーベキュー用の椅子と机にもなります)。
豚毛のブラシでひたすらこすり、錆の粉が完全に落ちたらオリーブオイルを塗ります。
ボラカゴの針金は細いので傷つけないか心配でしたが、かごの内側もかなりさびており小さなブラシを使って角度を変えながらどうにかこすりました。竹でできているボラカゴの下の部分は、油がつかないように気を使いました。
カイホリは、柄の部分は残っておらず、内側がはがれそうになっていたのでおそるおそる作業をしました。海で使う道具は海水で劣化してしまうのでしょうね。肝心の櫛状になっている鉄部分は固くてほっとしました。
おととしから少しずつ行っているサビトリですが、まだ「待ち」の漁具がたくさんあります。今度は秋にやるつもりです。