地元小学校の先生ご来館♪

今日は午後から、私の母校である「水俣市立袋小学校」の先生たちがほぼ全員がやってきてくれました!母校には、今は娘が通っています。
袋小学校は、三重湾の袋湾に面した小さな学校です。海の周りには森が迫って、その森の真水が海の中から湧いています。そのミネラルが水俣の海をより豊かにし、「魚湧く海(イヲワクウミ)」が生まれます。夏休みは子どもたちが釣りをしたり海に飛び込む姿が^^

地元の先生たちが相思社にやってきてくれるなんてなかなか無いのですが、校長が背中を押してくれて実現したようで、とても嬉しかったです。

説明中です。

 

 

 
先生たちと共有できた話の中に、「水俣病」という言葉自体が「差別語」として使われるようになっている、ということ。
去年一昨年と、水俣市外で「水俣病触るな」と言われた水俣の子どもが何人もいて。水俣病ってひとつの病気なのに、それ自体が差別語として使われて、言われた方も「差別された」って受け止める。

なんでそんなことになっちゃったんだろう。じゃあ私たちは子どもたちに何を伝えていったらいいんだろう。
先生たちも、私たちも、同じ課題を持っているようです。

今年度は袋小PTA会長に考証館案内をさせてもらったり、地元の若い人と水俣病の話をさせてもらったり。少しずつですが、一緒に水俣病を考える機会が地元に増えてきて嬉しいです。

課題は山積みだけど、今年も一つずつ向き合って解決していきたいと思います。(相思社職員からもらった年賀状の受け売り)

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