鎌仲ひとみ監督との対談(中村隆市さんコーディネート!)

今日は福岡でのイベントで皆さんにお世話になりました。100人くらい来てくれていました。

「六ケ所村ラプソディ」という映画を見たあと、鎌仲ひとみ監督、中村隆市さん、永野三智それぞれ語りました。

鎌仲さんが映画の裏話や新作映画について30分。その中には再処理工場賛成派と反対派が割れ、同級生同士や親戚同士も自ずと割れる、お金で買収されていく 構造がありました。そして新作の映画を作っている最中とのことで、福島のお母さんたちにカメラを向けることの大変さから、語ることと同じくらい重要な意味を持つ「沈黙」を強いられる原発事故の罪を思いました。

その後、中村隆市さんがチェルノブイリの現状を15分語りました。事故から27年が経とうとしている今も苦しみ続ける患者たちの声を丁寧に拾う隆市さん、継続していくこと重要さ、尊敬します。

私がいつもやってる「水俣病を伝える」を30分。言いたいことをバンバン言わせてもらいました。

 

その後、監督の鎌仲ひとみさんとの対談を、ウィンドファームの中村隆市さんのコーディネートで一時間くらい行いました。

対談なんてする力量があるかしらと若干の不安もありましたが、「場数踏んどけ!」「最初は誰でも初めて!」「大御所だからちょっとくらいの迷惑も受けてくれるやろ!」と、勝手に迷惑かけること前提でおじゃましました。

テーマは、「福島、六ケ所、水俣の共通点」。隠れたテーマとして、「住民が権力や資本に逆らえなくなっていった仕組み(構造)に着目する」という難しいも のでしたが、長年原発に関わり、人前で語ることを続けてきたお二人。人を引きつけて離さないその語り口に、沢山学ばせてもらって、ほんと下手でも飛び込ん でよかった!

そんな人と仕事をして学べるというのは最高に贅沢です。ありがたいありがたい。これからもどんどん場数を踏んで素晴らしい人たちから学んで、鎌仲さんや中村さんのような話ができる人間になりたいです。

FBやHPを見て、遠くから駆けつけてくれた方たちにもお会いできて嬉しかった!

たくさん苦労をして今回の会を作ってくれた実行委員の方もお疲れ様でした!素敵な出会いをありがとう。

ご飯もクッキーも美味しすぎた!迎えてくれる人たちのホスピタリティーに泣けた。

長旅に送り出してくれた娘と、ここしばらく動きまわる私と残る娘のためにその世話をしに帰ってきてくれた姉と姪、そして父、連休中に考証館で私の代わりに当番をやってくれていた同僚たちに感謝です。娘に会ったらしばらく分、しっかり抱きしめたいと思います。

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