水俣病か否か

水俣病被害者手帳の対象にならなかった人の話を聞く。
食うもんのなかったけん不知火海の魚ば腹いっぱい食うた。水俣病、おれがならずに誰がなるとや。

証言を否定され、患者によっては人間を否定されたようにも感じる「補償制度」。
カネかけて医者雇って。ほんとに水俣病なのかを疑ってふるいにかけて。

沢山の人たちが闘ったり考えたり苦渋の選択をしたり、そういう歴史が水俣病には沢山あると知ってるけど、分かってるけど、でも今この人の訴えを聞いていると、行政は何の根拠や権限があってこの人たちを患者かどうか判断するんだろうって思っちゃう。

当時不知火海周辺に住んで魚食べてりゃみんな水俣病だよ。この人だって水俣病の症状あるよ。

今日は終戦記念日。6月におじゃました長崎や、広島の原爆手帳も同じ話。きっと福島も。

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