普段、同和、女性、子ども、犯罪被害者、アイヌ、障害者など様々な人権に関わっている方たちが対象でしたが、こちらからの投げかけにしっかり答えていただき、質問もたくさんいただき、めっちゃ楽しかったです。
欲を言えば、皆さんの話も聞きたかった!しかし、ほんと仲間がたくさんいる。このつながりを守っていこう。
そしてその後の懇親会、昨夜の懇親会は、「とくさん」という居酒屋で行いました。
参加者は農業家の方たち、学校の先生たち、記者さん、運動家の方、などなど。興味を持って来てくれた人たちでも、水俣病の状況がこんなに動いているとは思 わなかったそうで、過去の話になっていたと教えてくれました。若い人がこの問題に関わっていることにも驚いたそうです。
私たち日本人は、高度経済成長の中で豊かさを求め続けました。今もそう。水俣病と同じ事がさまざまな場所で起きています。
人間って、私も含めて勝手なもので、我がことと関係のないことは、時間が経つと忘れてしまいます。
でも、忘れてしまったからと言って、なくなったわけではないんです。被害者はひっそりと、苦しみの中を生き続けています。
私たちの豊かな生活の裏側にいるその人たちのことを、どうか覚えておいてほしい。今を、知ってほしい。繰り返さないでほしい。伝え続けます!
とくさんは、有名なお店らしく、相思社のメールニュースで懇親会情報を流すと、遠方から「とくさん知ってます」「よろしく伝えてね」という声が。
行ってみると、元鉄道労働運動家三役の熱く濃いおじちゃんでした。国鉄が民営化し、JRの居酒屋をOPENされたようで、今はご自身でお店を運営されて、昨日も大繁盛していました!
昔のスト時代の写真を見せてもらったのですが、そんなことがあったなんて、知らなかった。
おかしいことをおかしいと言っていた時代。こんな運動に水俣病も支えられてきたのでしょう。元気をもらって帰りました。