今日のジャン（フランス人の友）からの質問。

日本人はどうして在日韓国人や韓国人を差別するの？

皆さんなら、なんと答えますか？

考えあぐね、私たちの歴史を説明しながら、日本人の行いが、改めて、とても恥ずかしくなりました。世界からはどんな風にうつっているでしょう。

同じくジャンも、ヨーロピアンの罪、ユダヤ人やロマの人々、ハンディキャップのある人達や反体制の人、マイノリティな人たちを強制収容所におくりこんだ歴史を語りました。語りながら、とても辛そうにしていたのが印象的です。

ただこうやって、互いの罪を語り合うことは、やっぱり重要なことだと思います。
在日コリアンへの差別だって、アウシュビッツの悲劇だって、決して他人ごとではありません。
国家や体制の責任を問うた後に、次は私たち、個人個人の罪や責任を問うていくことができたら、物事はもっともっと進んでいくだろうと思います。世界を作っているのは、私たちひとりひとりなのだから。

昨日からの高校生のまち案内が終わりました。とても中身の濃い二日間。患者の生駒秀夫さんとの登壇講演。尊敬する医者の板井八重子さんと二人での夕食では不知火海の妊娠異常について語り合いました。彼女の調査に大きく影響を受けている私にとっては、なんとも幸せな時間でした。そして、今日の水俣フィールドツアー。また、ゆっくりアップさせてください。

今日は午後から少し空いたので、ジャンや子どもたちを連れてお気に入りのカフェおちこち庵や、オーガニックの野菜がたくさんのもじょか堂へおでかけしました。
ジャンも明日からはひとりで動くことになるので、まちで見かけたらよろしくです(^^)

よし、明日もお仕事です。４月に入ってからの娘とのプチ旅行を励みに、頑張ります！

写真は本日のまち案内にて素敵な生徒さん達と(^^)

ジャンの質問その２。どうして市外県外の学生さん達は毎日沢山来るのに、水俣の学生は来ないの？

そうだよね。ほんとうは、私も地域の子どもたちに伝えたいんだ。こちらから行く、も大切だしやっているけど、いつでもだれでも気軽に立ち寄れる考証館、相思社を目指します。