4月30日は、毎年恒例の慰霊祭前夜集会でした。被害者互助会の谷由布ちゃんと永野コンビでの初司会させてもらい、いつもと違った意味でも大切な時間でした。
裁判する人、認定された人、医療手帳を受けた人、被害者手帳の対象にならなかった人、認定申請中の人。その人たちを支え続ける人たち。マイクが向かない人たち。いろんな人たちが集まって、水俣病について語り。
溝口先生の最高裁判決から一年。昨年第二世代訴訟原告の一人が認定を受け、熊本県が環境省にモノ申し、それを受けて3月に出された環境省の新通知。溝口先生は「自分の判決が与えた影響がこれか…」と首をうなだれていました。裁判が終わったから終わりじゃ、ないんだ。。。続く心労に胸が痛みます。そしてちょうど一か月前の第二世代訴訟判決。
激動の一年ののち、判決を受けての思いを。
学園大の花田さんに始まり、佐藤スエミさん、生駒秀夫さん、佐藤英樹さんら水俣病第二世代訴訟の原告四名、溝口先生、水俣病被害市民の会の坂本龍虹さん、不知火患者会の大石さんたち、そして被害者互助会事務局の谷洋一さん、飯館から駆けつけた安斎さん。。。それぞれの思いが胸に刺さりました。
そして明日、5月1日13時半からはみんな大好き乙女塚にて、水俣病犠牲者慰霊祭があります。
まだ公式確認よりずっとずっと前に、水俣病と知らされずに亡くなっていった命。母のお腹のなかでその命を絶たれてしまった子どもたち。事実を受け止める母や父の心。
人間だけではなく。当時そこに生きていたというただそれだけで犠牲になった生きとし生けるすべての命に。海に。
1956年の5月1日。公式確認のきっかけとなったあの娘さんのこと。認定されたから終わりではなく。ずっとずっと続く暮らしに思いを馳せる。
今日、いろんな人たちが話をされました。
認定されるとか、されないとか、医療手帳とか保健手帳とか被害者手帳とか対象外とか。これって行政によっての分け方です。苦渋の選択を迫られた患者たち。支援者たち。
私たちまで患者を分けることはありません。どうか、どうぞ、患者を分けないでください。
5月1日、どこかの誰かの話ではなく、自分に立ち返って祈ろうと思います。
お願いだからこの悲劇が繰り返されませんようにと毎年祈り。それでも繰り返されて失われてしまった命にもまた、祈ります。今度こそは、繰り返したくない。
朝から由布ちゃんや砂田のおばちゃんたちと準備して待ってます♪皆さんぜひ来てね!
写真は帰省中の高嶋ゆきこ先輩の撮影♪
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2014年05月11日 から 1泊 | |||||||||||
23:00 チェックイン予定時間に遅れる場合は、必ず宿泊施設へご連絡ください。 |
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1部屋 | |||||||||||
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6,300円(税込・サービス料込) |