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関東在住の水俣病患者検診のため、東京へ出張し、7月8・9・10日報告会を開催します。
中日には、今回の検診を担っていただく緒方俊一郎医師にもご登場いただきます。1960年代に、九州大学医学部生だった緒方俊一郎さんは、医師の原田正純 さんの助言で水俣にむかい、そこで2年間にわたり診療と調査をおこないました。その後も水俣病にかかわりつづけ、2010年から2年間もうけられた水俣病 特別措置法における「救済」の申請期間には、500名以上の患者を診察されています。緒方さんには東京での検診報告もふくめ、水俣病の現状についてお話し いただきます。
相思社の永野三智は水俣市生まれで、2008年から相思社職員として患者相談などを担当しています。日ごろの患者相談の雑感と、「いま患者ではないわた したちが語る必要とその可能性」について皆さんと考えます。患者ではなく、経験もしていないなか、水俣病という事件を突きつけられ、なにを考え、行動し、 伝えるのか――。
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7月8日(金)18時半会場、19時~21時
【いま、考える「私にとっての水俣病」~水俣病公式発覚から60年~】
◎患者検診前夜、相思社職員が、水俣病事件に関わり始めたきっかけや相思社の活動紹介、患者相談業務の中で日々感じていることを語ります。水俣の産物のご紹介もあります!
◎場所:練馬区立勤労福祉会館 2階会議室 / 参加費:無料(カンパ歓迎!)
◎主催:大泉で水俣について考える会
◎問い合わせ・連絡先 mail: ooizumi.minamata@gmail.com FAX 03-3978-4158
https://www.facebook.com/events/1340240489325169/
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7月9日(土) 18時開場、18時半~21時
【水俣病事件 公式発覚から60年のいま、考える】
・緒方俊一郎(医師)「関東在住の水俣病患者検診の報告」
・永野三智(相思社)「いま水俣病患者ではないわたしたちが語るということ」
※司会:丹波博紀(最首塾)
◎場所:文京区区民センター(都営地下鉄三田線/大江戸線春日駅A2出口徒歩2分)
◎資料代:500円(カンパ歓迎!)
◎主催:最首塾(http://www.geocities.jp/saishjuku/)
●連絡先 saishjuku@yahoo.co.jp/090-9971-6642(丹波)
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7月10日(日) 17時半~19時半
【本屋さんで考える―水俣病患者相談の現場からの報告】
◎場所:青猫書房 (北区赤羽2-28-8/JR赤羽駅:北改札、東口から徒歩10分)
◎参加費:500円(お菓子付き)(カンパ歓迎!)
●連絡先 ころから出版 電話 03-5939-7950 FAX 03-5939-7951
ご不明な点や詳しいことは、お気軽に各主催の方々へメールやFAX、お電話でお尋ねくださいませ。