新人お茶研修

6月23日、新人の小泉と辻が、水俣市薄原(すすばる)の桜野園さんにお伺いし、お茶についての研修をさせてもらいました。
お茶畑でお茶の栽培について、工場で製茶の過程を、そしておうちでお茶の淹れ方や風味についてじっくりお話を聞いてきました。主に松本和也さんが説明してくださいました。

印象深かったというのが、在来種による「むかし茶」の説明。
桜野園さんの目玉商品のひとつです。
「やぶきた」に代表される品種は挿し木によって繁殖させるので、すべての木の遺伝子が一緒で、味もいっしょなのですが、在来種は種子によって繁殖させたもの。だからひとつの畝でも葉の色も違うし味も異なる。そういったもののブレンドというが「むかし茶」なんですね。それはそれなにり難しいらしいのですが、野生種なので病気に強く、農薬・化成肥料などを使わずに栽培できたというわけなのだそうです。

お茶の淹れ方、風味の研修では、とにかくお茶三昧。
和也さん次々と淹れてくださり「わんこ茶」状態。
淹れ方ひとつで味がまったく異なることを学んだということです。
相思社ではしばらく彼女たちがお茶を淹れてくれることになっているので、お陰さまで毎日おいしく頂いています。
桜野園の方々、ありがとうございました。
(写真協力・松本里実さん)




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