東大大学院留学生案内

9月6日、東京大学大学院サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラムの留学生たちがやってきました。主にアジアの学生で、女性七名、男性一名という構成。

水俣に着いて最初に相思社で患者、荒木洋子さんの話を聞きました。
外国の人たちにご自分の話がうまく伝わるか少し不安もあったようですが、終わってみるともっと話を聞こうと学生たちが寄って来る場面もありました。それで立ち話が三十分。荒木さんは人懐こい彼らがとても好きになったようでした。

次に、佐藤英樹・スエミご夫妻に茂道のみかん山を案内していただきました。
茂道では先祖が早期にやってきて国有林の管理を行っていたという佐藤家の来歴から、お父様の水俣病患者運動の話、それから、水俣病のような悲劇を繰り返すまいという思いでみかんの減農薬・無農薬に踏み切ったという話を聞きました。

午後はJNCの工場を見学しました。最初に研修室で英語版のPRビデオを鑑賞してから職員の話を聞きました。
最後には工場敷地内見学を乗ってきた貸切バスで行いました。

埋立地の親水護岸や百間排水口の見学を終えたときにはもうすっかり日差しが傾いていました。
今回、相思社職員の小泉が英語ができるので、アシスタントとして参加させてもらいました。留学生は気軽に分からないことを聞いたり、時には雑談をしたりできたので、よい潤滑剤になったと思います。(葛西伸夫)

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