2020年1月29日、永野がこれまで2度講演させていただいている東京工業大学の、弓山先生が、以前教鞭をとっていらした大正大学の、先生や学生をつれて水俣・相思社においでになりました。
(東京工業大学では今年の4月も講演させていただく予定ですが、対象は学生のみです)
来られたみなさんは、次のような議論を経てから来られたそうです。
- 加害者/被害者との間の中間はあるのか。無いのであれば、加害者である我々は公害問題にどう向き合うべきなのか
- 相思社の活動を、どのように、第一世代の記憶が薄くなっていく世代に継承していくのか。今後の展望について。
- 患者の語りのデータベース化について。相思社として考えているのか
- 傾聴とは。永野さんが、傾聴する際に気をつけていることなど。
- 宗教について水俣病事件における、宗教の救いの力について。宗教者の働きの可能性について。