書店では買えないちょっとマニアックなセット

読書の秋がやってきました。例年秋までたくさんの方が来られる水俣ですが、今年は静かな秋です。お会いできないのは淋しいですが、同じ本を読むことで、一緒に水俣を感じることはできるかもしれません。相思社自信の自家出版書籍などを、セットでお届けします。セット説明は、最後に書かせていただいています。ご注文はこちらから→ http://soshisha.cart.fc2.com/

Aセット=図解水俣病+水俣環境ツアーマップ:水俣病歴史考証館展示図録。写真や図をふんだんに使い、水俣病を視覚的にわかりやすく説明している。考証館を訪れた方にはよりわかりやすい解説書にもなる。水俣を歩くときはもちろん、頭のなかでイメージするときにも役立つグッズ。水俣病関連だけではなく、水俣の自然・文化を満喫できるスポットも網羅した改訂版。(税込み1,000円)

Bセット=資料から学ぶ水俣病上下巻:水俣病センター相思社の資料室から生まれた水俣病事件の解説書。一般では入手しにくい資料、また古い資料を参考にしながら、30のエポックを中心に、事件を紐解いていく。(税込み2,000円)

Cセット=水俣病授業実践+資料から学ぶ水俣病上下巻:現場の教師の実践によって生まれた、図版多数で小学校低学年から中学校まで使える、一般書店では入手困難な資料集。誰にでも便利な副読本的存在。(税込み3,000円)

Dセット=ABCセット+水俣哲学塾:1996年秋、共通する思想傾向をもつ、大熊孝、鬼頭秀一、内山節の三人の会として生まれ、地域と人間の関係を軸にして、多元的な思想を創造する。地域に興味のある人間を集めて地域ごとのローカルな思想を考える。漁師の緒方正人氏がゲストとして招待され、多くの参加者も語らった座談会の記録(税込み5,000円)

Eセット=聞き書き集「豊穣の浜辺から」:それぞれの「我が水俣病」を掲載。「生活の中にある水俣病」を患者自らの語りの中からかいま見ることができる貴重な記録。不知火海周辺での暮らしと、その中の水俣病は何だったのか。水俣病を背負って生きていくとはどういう現実だったのか。ありのままの事実に耳を傾けることで、見えてくることがあなたにとっての水俣病になる(税込み7,000円)

Fセット:シリーズ「告発」、「続・告発」「水俣」 『告発』は水俣病運動の流れを知るための最も基本的な資料であろう。1969 年4 月に水俣病第一次訴訟の支援をすることを決めた熊本水俣病を告発する会(本田啓吉の発した「義によって助太刀致す」がその発会のきっかけになった)をはじめとする全国の支援者や患者、相思社の早初期のメンバーなどが寄稿している。それにつづく「続・告発」や「水俣」も同じスタイル。縮刷版が発行されていたが、すべて品切れとなっているため、今回はコピーしたものを、相思社職員が手作り製本してお届けする。(税込み25,000円)
・『告発』縮刷版:第1号(1969年5月)~第24号(1971年5月)
『続・告発』縮刷版:第25号(1971年6月)~第49号(1973年8月)
・『水俣』縮刷版:第50号(1973年9月) ~第186号(1986年10月)
通巻187号以降の「水俣」は縮刷版はありません。バックナンバーのないものはコピー版です。「水俣」通巻187号(1986年11月)~217号(2001年8月)

フルセット 読んで字のごとくである。「ごんずいDVD」とは相思社の機関誌を、創刊号(1990 年4 月) ~ 157 号(2020 年5 月) までをデジタル化しDVD に落とし込んだものである。映像ではなく、PDF で文字や写真が入っている。単語検索することができ、読みたい箇所をすぐに探すこともできる。その時々の相思社の活動記録あるが、水俣や関係団体の動静を見ることもできる、かなり面白い媒体だと思う。(税込み50,000円)

2021 年3 月31 日までの期間限定となっておりますので、ぜひこの機会をご活用ください。電話・FAX でも承ります。

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