出水東小学校5年生が来館

2020年10月29日、鹿児島県出水市の東小学校の5年生が来館しました。出水市は水俣市のすぐおとなり、車で30分くらいの距離です。当然、多数の水俣病が発生しており、水俣病事件の中心現場のひとつです。にもかかわらず、水俣病は水俣の病気、熊本の病気、ヨソの病気という思い込みがあり、教育現場での取り組みも熊本県内に比べて全然違います。ですから出水の小学生の来館はとてもめずらしく、私たちにとってとても貴重な機会でした。しかし生徒たちは水俣病学習に辟易しておらず、純粋に取り組む姿がみられました。この日は考証館のあと埋立地に出かけ、お弁当を食べたそうです。生徒たちは新聞記者になったつもりで話を聞き、学習結果は壁新聞にするとのことでした。
10人以下のグループに分かれ、葛西と坂本と木下で館内の解説しました。ちなみに坂本はこの案内が考証館解説デビューとなりました。

なお、水俣病歴史考証館は水俣市・芦北町・津奈木町・出水市・御所浦島・獅子島在住の方は入館料が無料です。どうぞお越しください。

水俣病の説明をする木下。子どもたちは安心して近寄っていきます。出水東小学校が来館|水俣病センター相思社漁具を解説する葛西。子どもたちはなんとなく距離をとります。出水東小学校が来館|水俣病センター相思社ネコ実験の小屋を解説する坂本。常務理事が背後で応援。出水東小学校が来館|水俣病センター相思社
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